バイオ燃料 バイオエタノール
ガソリンの価格が最高値より20円程安くなりました。
でも5年前よりガソリンの価格が30円は高いのが現状です。
先日、富士24時間レースで低炭素ガソリン(E20)を使用した実証走行があり、日本でもやっとバイオエタノールを約20%混合した低炭素燃料が実用化されそうな雰囲気が出て来ました。
以前、離島でサトウキビ由来のバイオエタノールを約3%混合した実証実験をしていましたが、中々バイオ燃料は普及しませんね。
ガソリン車そのままでは、バイオ燃料を使うのに不都合があるようで、エンジン等の部品をバイオ燃料に対応するよう変更する必要があるのだとか・・・
ブラジルでは当たり前のようにバイオ燃料を使って車が走っているのに、この差は何なんでしょう?
ブラジルでは国家プロジェクトとして、サトウキビ由来のバイオエタノールを生産しているとかで、100%バイオエタノールで走る車もあるそうです。
燃料がガソリンでもバイオエタノールでも、何の問題もなく走る車なのだそうですよ。
更に高騰するガソリンよりもバイオエタノールの方が安価なので、多少非力になってもバイオエタノールを給油する人が増えたそうです。
日本だって遊休農地は沢山あるのだから、国家的プロジェクトでサツマイモ等のバイオエタノールを製造すればって思ってしまいます。
てんぷら油の廃油もディーゼルエンジン用の燃料や肥料・飼料になるとかで、リサイクル品として積極的に集めている地方自治体がありましたね。
昔、自動車レースのインディジャパンがツインリンクもてぎで開催されたことがありましたが、インディカーの燃料がバイオエタノールだったため、これが日本の酒税法の課税対象になることが、国税局から指摘されたが、この問題に関しては、使用するバイオエタノール燃料を「エタノール98%・ガソリン2%の、飲用には適さない混合燃料」として調整することで、酒税法に基づく課税を回避することになったなんて、チョット笑えない話もありましたよ。
100%バイオエタノールのままだったら、燃料なのに酒税を取るつもりだったんでしょうから、日本のお役所の融通の利かなさや残念さが判りましたね。
ブラジルでは当たり前となっている植物由来のバイオエタノール製造、食料との競合で食べ物が無くなるのは困りますが、日本でも安価にカーボンニュートラル燃料として製造出来るよう、上手く工夫願いたいものです。
1年ほど前に記事で、日本の合成燃料実証プラントでは、ガソリンの合成燃料は価格が700円程って書いてありましたから、普及の後押しをするにはまだまだ値段が高すぎです。
他の作品の宣伝です。
今のところ毎日更新中(そろそろ不定期更新になりそう・・・)のエッセイ『撮影旅行よもやま話集(撮影旅行で私が写した風景写真付き)』『日常生活よもやま話集』以外にも、不定期連載中で他の投稿サイトで開催の自主企画向けに書き下ろした作品集の『様々なジャンルの短編集』、『遠い昔の学校の思い出話』完結済みや、近未来SF的な『 閃光 衝撃 轟音 の記憶 』完結済みが、【小説家になろう】内に投稿してありますので、気が向いたら読んでみてね~




