生活保護費よりも少ない基礎年金
生活保護費を引き下げたのは違法だと訴えて、裁判しているそうです。
生活保護は、憲法が保障する「健康で文化的な最低限度の生活」を守るためにあるとの理由だそうですが、何だか変ですよね。
それを言い出してしまったら、20歳から60歳になるまでの40年間ずっと国民年金と呼ばれる基礎年金の保険料を支払って、65歳から満額の基礎年金受け取ったとしても、年間約80万円です。
その基礎年金約80万円よりも多くの金額を受け取っている、更に様々な優遇措置が受けられる生活保護が「健康で文化的な最低限度の生活」に反していると言われるのであれば、基礎年金だけで生活している方々は全て「健康で文化的な最低限度の生活」の条件に値するような金額を受け取っていないまま生活しているってことになってしまうのです。
でも基礎年金で生活をしている方々は、違法だって訴えた裁判はしていないですよね。
ズルく考えると制度を悪用すると、若い時にず~っと基礎年金の保険料を支払わずの生活して、高齢になってから「基礎年金が貰えないのだから生活保護費を下さい」ってズルい人が出て来ますよね。
また以前、中国から入国した中国人48名が来日した直後に生活保護の申請をしたってニュースがありましたが、これって入国する目的が日本で生活保護を貰って生活ってことになる訳ですから異常事態ですよ。
在留資格認定の審査って機能していますか?
そもそも、なぜ日本に入国した他国の方に、生活保護費を支払う必要があるのでしょうか?疑問でなりませんよ。
生活保護費の裁判や外国人の生活保護費の話を聞くにつれ、何だか40年間真面目に基礎年金の保険料を支払った方々が報われないって思ってしまうのは、私だけなのでしょうか。




