非常識にも、国が備蓄米の転売ヤーになっている
国の備蓄米を7月までに、備蓄している100万トンの内、70万トン放出するみたいだ。
入札による落札価格が60キロ当たりで約22, 000円らしいので、国は10,000円程の利益を差益として出していると思われます。
70万トンの放出で、たぶん1000億円以上の儲けが出ると想像される訳ですね~。
1000億円もあれば、軽四トラックが10万台近くも買える金額ですよ。
今年の新生児にお祝い金として贈呈をするのならば、一人当たり14万円以上も贈呈出来てしまう金額なのですよ。
能登半島の復旧復興支援として、今年の2月に予備費から出すと閣議決定した金額と、ほぼ同じ額なんですよ。
これでは国が悪徳転売ヤー状態ですよ。
入札ですから高い額の業者が落札は当然にしても、非常識すぎると思うのは私だけでしょうか?
備蓄米の放出で儲けてしまった1000億円、国民に還元する気はあるのでしょうか?
お米の小売価格が高い高いと、馬鹿の一つ覚えのように報道していますが、何処も本質・核心を突いていないような残念なニュースばかり、報道機関は役立たずの集まりなのかと思えてしまい、残念でなりません。
備蓄米の買い戻しだって、本来は5年経過後に家畜の飼料として売却するのだから、今回放出した備蓄米70万トン分は国内から買戻しせずに、外国産の米を輸入して備蓄米にすることも検討中って、嘘でも発表すれば、売り渋りや価格高騰も防げる気がしてしまうのですが、いかがなものでしょう。
また、備蓄米の9割以上を落札したらしい『農協』も、高値で備蓄米を売り捌くことで、1000億円とはいかないまでも、火事場泥棒的に多額の売買益を確保したことでしょうね・・・何だか、やるせないですよ・・・




