SLやまぐち号
『SLやまぐち号』が今年も運行開始したそうだ。
JR西日本の山口線、新山口駅(山口市)~津和野駅(島根県津和野町)間を走る観光列車ですね。
山口線は非電化区間なので、架線が無いから『SLやまぐち号』の撮影がし易そうです。
蒸気機関車(SL)はD51形の200号機、JR西日本の京都鉄道博物館(旧梅小路蒸気機関車館)にて動態保存されている蒸気機関車ですね。
本線上を運行可能なD51形の保存機は、JR東日本の498号機とJR西日本の200号機、わずか2機だけのようですから、大切に動態保存頂きたいものです。
公園等の施設内を遊覧運転する程度の動態保存がなされている車両は、まだあるみたいですが・・・
なお、台湾鉄路管理局が動態保存状態にまで復元した、DT668号機もD51形の蒸気機関車とのことですよ。
いずれにしても数少ない蒸気機関車、新規製造が出来る企業は1社だけあるそうですが、公園等用の小さな蒸気機関車しか製造出来ないようなので、静態保存の部品を活用してでも、何とか走らせ続けて欲しいものです。
蒸気機関車は電車等に比べてエネルギー効率は悪いし、ボイラー技士の資格が必要など運転資格も特殊なのだそうですし、蒸気機関車の運転自体もかなり過酷とのことなので、歴史的遺産としてしっかり保護していかないと、近い将来、蒸気機関車が走る姿を観ることが出来なくなるかもって、かなり心配になります。




