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バイオメタン燃料で走る自動車

 トヨタ自動車は、ブラジル・サンパウロ州リベイランプレトで開催される世界最大級の農業技術展示会「アグリショー2025」において、ブラジル初のバイオメタン燃料を使用した『ハイラックス』のプロトタイプを初公開するのだそうだ。


 バイオメタンは、サトウキビなどの有機物から生成されるバイオガスを原料とする再生可能燃料です。


 ブラジルでは既に、カーボンニュートラルのアルコール燃料で走る自動車が普通に走っているので、バイオメタン燃料も量産され燃料補給が可能となれば、当然のように普及していくのでしょう。


 これはカーボンニュートラルの方法は、電気自動車一辺倒ではなくて、全く違う選択肢もあるってことをブラジルが実践で示しているってことなんですよ。


 何せ既存のエンジンを改造さえすれば、アルコール燃料やバイオメタン燃料で走ることが出来る自動車が完成するのですからね。


 おまけに廃車時のリサイクル面でも、電気自動車と違って、ほぼ全てが容易にリサイクルが可能なんです。


 しっかりした電力インフラが必要な電気自動車では、電力インフラが脆弱な発展途上国では充電すら困難なんですから、世界中が電気自動車オンリーって訳にはいかないのです。


 運びやすく、簡単に短時間で燃料補給出来るアルコール燃料やバイオメタン燃料の自動車の方が、やはり使いやすいに決まっていますし、便利なんですよ。


 電気自動車のような、一瞬で爆発的に燃えるバッテリー発火事故の心配もありませんし、何とか内燃機関の自動車が消滅しないよう、全世界でのバイオ燃料普及を期待したいところです。

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