石破総理が参議院の予算委員会で、アメリカ車に対して真面なことを言ったが・・・
トランプ大統領の「日本国内を走る米国車が少ない」に対して、石破総理が参議院の予算委員会で、「日本人の好みに合わないということがある。日本の消費者にあったようなものを作れるかどうかだ」「なんで(米国車の)ジープが売れてるのか。やはり日本人の好みに合った車であり、販売店網がきちんとしているからだ。アメ車を買ったのは良いが、壊れちゃいました。直りませんでは、二度と買うかという話になりかねない」と述べたそうだ。
国会で幾ら真面なことを言ったとしても、トランプ大統領やアメリカ政府、アメリカの国民に正しく情報や発言が伝わらなければ、何の意味も無いでしょう。
石破総理のこの発言が、アメリカの報道機関での報道やSNS等での大量発信がされていなければ、ほぼ伝わることは無いと思うのですよ。
日本政府や外務省等の官僚たちは、アメリカに向けて、何らかのアクションを起こしたのでしょうか?
日本の各報道機関は、英語で何らかの発信をしたのでしょうか。
日本の国中でどんな発言をしても、アメリカに海外に発言が正しく伝わらなければ、自己満足レベルなんですよ。
中国や韓国のように、チョットした発言でも直ぐに過剰反応してくれる国は、稀だと思います。
殆どの国は、日本の出来事にそれほど関心はありませんよね。
昔、1990年代に、アメリカ車の「ネオン」「キャバリエ」「サターン」が日本に輸出されて来たことがありました。
「ネオン」は、日本車キラーなんて仰々しい扱いを受けましたよね~実態は違いましたが・・・。
でも、どの車も結局殆ど売れず、数年で撤退してしまいましたよね。
日本の道路事情や日本人の好みに合わせた車、故障の少ない車では無かったってことなんでしょう。
「キャバリエ」なんて、トヨタディーラーの販売員が、親類縁者や友人知人に無理にお願いをして、販売台数を何とか確保していたって、残念な可哀そうな噂があったほどです。
アメリカで売られている日本のメーカーブランドの車は、アメリカ向けの専用車種だってある訳ですから、アメリカの道路事情やアメリカ人好みの車になっていますよね。
アメリカで売れているアメリカ車だから、日本でも当然売れるなんて考えているとしたら、傲慢過ぎでしょうし、ご都合主義・楽観主義過ぎますね。
そんなでは、どんなに良い車を日本に持って来ても、極一部のマニア以外には絶対に売れないって判らないのかな。
もしかすると、アメリカ車はアメリカ以外では全く売れない、人気が無いってことを理解していて、日本ならば言いやすいから、無理難題やワガママを言っているのかな?
「米国車が少ない走っていない」って、ドイツやフランス、イギリスには言わないですよね・・・