アップサイクル
リサイクルとかリユースは、誰でも聞き馴染みがありますよね。
でもアップサイクルは、あまり聞き馴染みがありません。
アップサイクルの概念自体は、古くから存在していたと考えられていますが、概念を表す明確な言葉が無かったがために、あまり世間に認知されていないようです。
アップサイクルは、簡単に言えば、廃棄物や不要品に新しい価値を与えることで、もの自体の価値を高めることらしいですよ。
ニュースで、『使い捨てカイロを再利用 鉄鋼製品の原料に』なんて書いてあったのが、アップリサイクルなんだとか。
それ以外にも、使い捨てカイロを水質浄化剤と土壌改良剤等に、よみがえらせる活動もあるそうですよ。
今まではゴミとして捨てていた使い捨てカイロ、有効活用出来るようになるのは有難いことですね。
ただ、アップサイクルは事業化が難しい、廃棄や不要になったものを材料として扱うため、原材料が安定的に供給されない可能性があるし、コストパフォーマンスが悪くなる傾向にあるのです。
廃棄されるものを待つ形なるので、アップサイクルで他のものに生まれ変わるならば、ごみを出しても別によいとの考えにも繋がるから、勘違いが少し怖いのです。
でもリサイクルと違い、製品を原料に戻すためのコストがかかりませんから、上手くアップサイクルを活用できるようになれば、コスト削減が可能となる要素も多々あるので、アップサイクルの今後に期待したいところでもあります。
自動車部品製造の過程で発生する端切れ素材を活用した「アップサイクル」による商品化で、自動車のシート素材をアップサイクルした「クッション」と、ライスレザーとしてアップサイクルしたライスレジン(プラスチック)を原料の一部に使用を使用した「車検証ケース」が発売されましたよ。
他の作品の宣伝です。
この『日常生活よもやま話集』以外にも、『撮影旅行よもやま話集』連載中や『 閃光 衝撃 轟音 の記憶 』完結済みが【小説家になろう】内に投稿してありますので、気が向いたら読んでみてね~
『みてみん』には、まだ『小説になろう』のエッセイに掲載していない風景写真もあったりします。




