5ナンバーセダンが消滅?
トヨタ自動車が、人気車種「カローラ」シリーズのうち、セダンタイプの「カローラアクシオ」と、ワゴンの「カローラフィールダー」、アクシオをベースにした「トヨタ教習車」の生産を2025年10月末で終了すると発表しました。
生産終了するカローラアクシオとカローラフィールダーは、現行のカローラ(3ナンバーサイズ)にモデルチェンジするときに、5ナンバーサイズの旧型を引き続き生産していたモデルです。
世界販売のカローラが3ナンバーなので、日本向けだけのために残した形ですね。
狭い日本の道路と駐車場事情を考えると、5ナンバーサイズしか乗ることが出来ない方もいるので、それなりに需要のある人気車種でした。
コンパクトカーやミニバンとしての5ナンバー車は沢山存在しますが、5ナンバーセダンは希少です。
国産車で新車販売されている5ナンバーセダンは、たぶん「カローラアクシオ」だけかと思われます。
ホンダの「グレイス」、トヨタの「アリオン・プレミオ」も生産を既に終了しています。
光岡の「ビュート」はベース車両がタイ製の日産マーチで、日本国内で改造してセダンにしていますが、これもベース車両が輸入されなくなったので生産を終了していますね。
一時はマツダにデミオベースの5ナンバーセダン教習車もあったみたいですが、今も作っているのでしょうか?
メキシコで生産しているマツダ2のセダン、中々良いデザインでしたよね。
私は今、デミオに乗っていますが、それ以前は5ナンバーセダンにも乗っていましたから、田舎の狭い道や駐車場での使い勝手の良さ、便利さは十分理解しているつもりです。
もしも可能ならば、コンパクトカーの派生車種としてでも、5ナンバーセダンも生産頂きたいものだと、切に願う次第です。




