紙ストロー廃止に思うこと
アメリカのトランプ大統領が、紙ストローを廃止することを宣言した。
環境を守ることに対して、殆ど効果が無いのだから当然と言えば当然だ。
日本のレジ袋の有料化も同じことで、環境を守ることに対しては、やはり殆ど効果が無い。
要は単なるパフォーマンスに過ぎないのですよ。
食品包装にしても他の包装にしても、その殆ど全てが、石油由来のプラスチック、いわゆる合成樹脂系の包装なのだから当然のことなのでしょう。
近所のごみ集積所には、資源回収ごみとして、毎週毎週大量のプラスチック類のごみが山積みされているのですから・・・
もしも本気で環境を守ることを目指すのであれば、ポイ捨ては絶対に許さず、リサイクルやリユースを徹底するしかないのです。
日本ではペットボトルのリサイクル率90%弱ですが、他国はとても低いのです。
環境意識の高いヨーロッパでもリサイクル率は50%未満、アメリカだと20%程度なんですからね。
そんなことを考えると、真面目な国民性の日本人が、たぶん全世界で一番環境を守れている国であり人なんだと思いますよ。
プラスチックは、全世界で埋め立て処理での廃棄等は削減、もしも可能ならば禁止しするしか、未来の環境を守ることは不可能なのです。
可能な限りリサイクル、無理ならばサーマルリサイクルを徹底することが必要なんですが、環境汚染対策よりも目先の利益を考える人や国が存在する限りは、中々環境を守ることは進展しないのでしょうね。
これは下水処理・汚水処理も同じなんです。
生活排水や工業排水を浄化して川や海に流す、たったこれだけのことなのですが、ほとんどの国が満足に出来ていないのですから・・・
パリオリンピックでのセーヌ川の汚染、本当に酷かったですよね・・・
中国の工業製品等が安価なのは、人件費が安いだけで無く、工業排水の汚水処理等、様々な公害対策を真面にしていないからですよ・・・
気が付けば、世界中が環境汚染されています。
我々人類は、本当に生き残ることが出来るのでしょうか?
他の作品の宣伝です。
この『日常生活よもやま話集』以外にも、『撮影旅行よもやま話集』連載中や『 閃光 衝撃 轟音 の記憶 』完結済みが【小説家になろう】内に投稿してありますので、気が向いたら読んでみてね~
『みてみん』には、まだ『小説になろう』のエッセイに掲載していない風景写真もあったりします。




