二輪車 原動機付自転車 トライク
立春は過ぎてもまだまだ寒い、二輪車や原動機付自転車が走る姿を観るのが少し少ない季節です。
しっかりと着込んでいても、寒いから運転が辛いですからね~
ヘルメットだってフルフェイスタイプじゃないと、顔が大変です・・・
最近ではめっきり原動機付自転車との区分の、以前の道路交通法で総排気量50cc以下の原動機を備えた二輪車が減りました。
郵便局の配達員さんも電動タイプの原動機付自転車を使って、郵便配達していますからね。
かつては小さな原動機付自転車が、大量に走り回っていたものですが、排気ガスの問題や交通環境の変化で、めっきり減りましたが、こればかりは仕方のないことなのでしょう。
二輪車や原動機付自転車(以下、バイクと記載します)は便利ですが、むき出しの姿で運転するので、転倒等交通事故を起こすと、ケガのリスクが大きい等様々な欠点もあります。
普通免許で乗れるバイクを改造したトライクの場合は、自動車の扱いですからヘルメットが義務化されていないとは言え、ヘルメットすら被っていない方が多くいますからね。
万が一の場合のケガを軽微にするためにも、しっかり専用のライダースーツ等を着て、バイクもトライクも運転して頂ければとは思うのですが、とても残念な姿で運転する方を多く見かけます。
夏には、半そで半ズボンの涼しげな姿で、バイクを運転する方がいますが、そんな格好で転んだら『挫滅創』で見るも無残な姿になりますよ。
転んだ時に「ザァー」っと滑っていく道路との接触は、荒いサンドペーパーで擦って磨くが如くなんですから、ボロボロズタズタのボロ雑巾状態になりますからね。
最低限、肌は出さない服装で、膝当てや肘当て等のプロテクターも、出来れば着けてもらいたいものです。
後ろに何とも無防備な姿の方を乗せて、タンデム走行されているかたも見かけますが、そんな服装の方を乗せていて、何かあった時に責任取れますか。
後ろに乗せる方の服装について、安全性を配慮した服装にさせるのも、ドライバーの責務ですよ。
ヘルメットだけ被せておければ、それでイイって訳ではないのですからね。
四輪車の左側をすり抜けていくバイクを多く見かけますが、四輪車が急に車線変更したり、左折したりしたら、どうするのでしょうね。
停止している四輪車の横をバイクですり抜けるのも、急にドアが開くこともあったりで、本当に危険ですからね。
それでなくても発見されにくいバイクなのですから、相手には自分が見えていないかもって、全く認識されていないかもって、常に想像しながら走ってくださいね。
道路にあるマンホールや側溝等の金属製の蓋、濡れていると結構滑りますから、可能なら上を走らないようご注意を。
特に曲がるときに上に乗ると、ズルっと滑ってアッサリ転びますよ。
足を揃えて乗るスクータータイプのバイク、とっさの場合に直ぐに地面に足が付かないので、滑ると意外とアッサリ転びます。
若気の至り?で、爆音を響かせてかなり早いスピードで走っていくバイク、そんなに急いで何処行くの?あの世に行くには近道かもですが・・・誰も喜びませんよ。
自賠責保険だけで、任意保険を掛けていないバイクが多いのだそうですが、万が一のために掛けておいた方がイイですよ。
自動車保険の特約には、ファミリーバイク特約もありますから、バイクにも乗る人は忘れずに特約も含めて契約ましょう。
バイクの場合は自動車と違って、『車検』の無い排気量のバイクもあります。
車検が無いと、バイクの整備や点検を定期的に行わないと思われますので、整備不良とならないよう日頃から注意し、点検整備しましょうね。
バッテリーの充電不足なのかバッテリーが寿命なのか、エンジンの回転数が下がると前照灯が暗くなる、古いバイクをたまに見かけます。
前照灯や尾灯が切れたまま、平気で走っているバイクも結構見かけますよ。
暗い夜道で、バイクのブレーキランプがいきなり点灯して、ビックリなんてこともあったりします。
自賠責保険も切れないよう、無保険とならないように再契約を忘れずにね。




