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君と腕を組みながら

作者: 朝焼 悠

気持ちの良い秋晴れ

二人腕を組みながら歩く

休日の午後

くっつきながら歩くには

丁度良い季節に

これからなってくる


君との距離が近くなる

なにか嬉しくなって自然に頬も緩んで


温かいな

そんなこと考えていると急に

君と絡めている側の腕に痛みが走って

僕は思わず声を上げる


すぐに君の顔見ると

僕の腕つねりながら

怖い顔でこっちを睨んでて

どうしたの? って僕の問いに答えるように

また強く腕をつねるんだ


さっきすれ違った女の人

ニヤニヤしながら見てたって

可愛かったもんね?

スタイルも良かったしって


そんなことないって僕の否定の言葉に

耳も貸さない君に

僕も思わず言い返す

君だってさっき

格好いい若い男の子見てただろうって


すると

あれは違うもん

ただ可愛い子だったから

あ、この可愛いの意味はあなたとは違って


突然しどろもどろになる君の姿に

僕は思わず吹き出して

あとに続いた

私はあなたが一番良いんだもん に

心を撃ち抜かれ

僕は君にまた恋をする


僕が謝って

君とこれからもっと

くっついていられる

そんな季節が来たのが嬉しかったんだって

ニヤけていた理由を伝えたら


今度は痛いくらいに

絡めていた腕に力を込められて


痛いよってじゃれついていたら


後ろから聞こえてきた咳払いに

二人して現実に戻る

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― 新着の感想 ―
[良い点] 恋愛詩~…っっっっっ!!!!!!! 良いね♡♪良いね♡♪ 萌える…っっっっ!!!!!! ズギュュュュュゥゥゥゥゥ…ん♡♪!!!!!! 痛い!痛い!!痛、嬉しいぃ~♡♪(涙♡) つ…
[良い点] 最後の二行が良いですね! 今週も、とっても素敵な恋愛詩でした〜(*´∇`*)♡ 読ませていただき、ありがとうございます!
2021/11/08 19:59 退会済み
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