かまくらを作ろう!
かまくら…それは雪国だけの冬の楽しみ。
ところが今年は関東地方に雪が積もりました。
あまりにも雪が積もったので学校まで行くのが危ないからと、臨時休校になりました。
だからみんなで学校の校庭に集まって遊ぶことになりました。
「こんなに雪があるならかまくら作れるんじゃね?」
「そうだね!やってみようよ!」
何人かがそう言い出し、みんなでかまくらを作ることになりました。ところが誰もかまくらを作ったことがありません。作り方を知りません。
「かまくらってどう作るんだろう??」
さて、彼ら彼女らはかまくらを完成させることができるのでしょうか?
せっかくなので一人一人が自らのアイディアで作ってみることにしました。
さあ、バーリトゥード(なんでもアリ)のお時間です。
あっという間に、空気は「かまくらの完成」ではなく、「誰が最初に完成させるか?」になりました。
学級委員がいいました
「雪をたくさん積んでから中心をくり抜く!」
図工が得意な子がいいました
「レンガみたいにブロックにして重ねてこう」
他にも色々なアイディアが生まれましたがあっという間に完成した子が現れました。
友達の多い子が人海戦術で作ったのです。
要するに、どれだけ素晴らしいアイディアかよりも。
出来栄えに拘らないのであればみんなで協力してひたすら手を動かすのが1番速かったのです。
友達の多い子しか気づきませんでしたが普段雪かきをしない地方の子供が、1人でかまくらを作るだけの雪を積み重ねるのが相当難しいことだったのです。
「できないことをみんなの力でやる!気分いいわねっ!」
「よーし、みんなでもっと数作ろうぜー!!」
「「「おーー!!」」」
こうしてみんなで協力して立派なかまくらが校庭の端にいくつも作られました。
困ったときにはどんなに考えるよりも人に頼った方がアッサリ解決することもあるのかもしれません。
そんな光景を見て「みんなで仕事を分かち合うっていいなぁ」と臨時休校なのに職員室で分かち合うこともできない量の仕事を抱えながらコーヒーを飲んで一息つく先生方は思いました。




