8話 茜ちゃんと初めての友達 その1
こんにちは!
おいちでございます(⌒▽⌒)
今回はお友達が登場します!
一通り自室を見終わり、一息ついた私は、気分転換に庭へ散歩をしにいくことにした。
「それにしても…本当に広いな…どう考えても庭のレベルじゃない…。」
私は、庭へ行ったのは良いものの、庭が広すぎて、驚いているのだった。
「ここはどれだけ私を驚かしたら気がすむのか…。」
驚きすぎて疲れている茜なのだった。
「ふふっ、だよね!僕も驚いた!この寮は広いしあちこち金ピカだし、庭だってこんなに広いし!もう驚きすぎて疲れちゃうよね!」
「ひゃっ!?」
私は、突然後ろからかけられた声に驚いてなんとも女っぽい声を出してしまった。
「あ!ごめんね!突然声かけちゃって、君も新しくここに入った子だよね?僕も一昨日この寮に入ったばっかりで、だけど、全然人がいなくてすごい寂しかったんだ…。」
「は、はぁ…。」
「けど、気分転換に庭で散歩でもしようと思ってたら、キョロキョロしてる君がいたからつい嬉しくなっちゃって…へへっ…ごめんね!」
(つい驚いて女声出してしまったけど…というか女だけど…バレてないよな?)
女なのに女声を出してしまったことを心配するという何ともおかしな状態の茜であった(笑)
気を取り直して、
「コホン、そうだったんだね、僕も今日ここに来たばっかりで、あ、自己紹介がまだだったね。僕は、小嶋 綾人今日からこの寮に入寮したばっかりの高校1年生だよ…って言ってもまだ入学式はしてないけどね。」
「あ!じゃあ僕も!えっと、僕は内田 律!君と同じ高校1年生前の人!(笑)よろしくね!」
「こちらこそよろしくね。」
にこっ
「ふぇ?」
「ん?どうしたの?」
ブワッ!
「なっ何でもないっ!大丈夫!」
「本当に大丈夫?顔赤いけど?熱あるんじゃない?」
私は、内田君のおでこに手を置いて、熱があるか確認しようとした。
「だっ大丈夫!本当に大丈夫だから!それ以上近づかれたら僕…僕は…!」
「え?どういうこと?本当に大丈夫?たしか保健室みたいなところがあった気が…。」
(内田君、もしかしたら実は凄く体が弱い子だったりするのか…?)
ひたすら頭にハテナを浮かべている茜。そして、皆さんお分かりでしょうが、今日、男としての茜に落とされた男の子が1人…。
読んでいただきありがとうございました!
早速、茜ちゃんのかっこよさに落とされてしまった乙女…ではなく乙女な男の子が1人!
さすが茜ちゃん!(笑)
これからが楽しみですね〜( ^ω^ )
次回もお楽しみに!