15話 茜ちゃんと委員会決め その1
こんばんは!
おいちでございます!
今回は新キャラ沢山出ます!
自己紹介が一通り終わり、委員会決めの時間になった。
「あーじゃあ、次は委員会決めな。まず、学級委員長決めんぞー、やりたい奴は手ぇー挙げろー。」
シーン…
「誰もいないのかー?なら、俺が勝手に決めるけど?」
生徒全員が視線を逸らした。
「よっし、じゃあ朱美と小嶋で決定な!」
「は?」
「え?」
「僕ですか?」
(どうして私が…学級委員なんて如何にも面倒そうな仕事じゃないか!)
「わかりました。」
最前列の朱美という人は、すんなり学級委員の仕事を受け入れたみたいだ。
「そうだぞ?何かおかしなことでもあったか?」
「どうして僕に?」
「だってお前真面目そうじゃん。」
(学級委員なんて目立つ仕事したくないんだが…。)
とにかく目立つ仕事はしたくない茜は、どう断るか考えていた。しかし、
「せっ先生っ、俺やります!」
と言って、1人の大柄な男子生徒が手を挙げた。
私が手を挙げた男子の方へ目をやると、
にかっ
(誰だろう…どうしてそんなに笑顔でこっちを見てくるのだろうか…何にせよやってくれるならありがたい。)
なぜ笑顔を向けられているのかはわからないが、思わぬところで救世主が現れ、安心する茜であった。
「おっ、香取やってくれるか?じゃあ、学級委員は香取と朱美で決定だな。」
それから委員会議めは、黙々と進んでいき、私が入りたい図書委員決めとなった。
「じゃー次、図書委員やりたいやつは手ぇ挙げ…」
サッ
「はい。」
「早いな小嶋…お前そんなに図書委員やりたかったのかよ…。」
「はい。」
(図書委員というのは素晴らしいと思う、あまり面倒な仕事がないし、当番の時は読書もできる…やはり図書委員以外など考えられないな。)
私は、声がかかってすぐに手を挙げた。そして、
「じゃあ、図書委員は小嶋で決定だが、あと1人やりたいやついねぇかー?」
「はい!僕やります!」
先生の問いかけに元気よく返事した…
「え、女の子?」
とても可愛らしい女の子がいた。
読んでいただきありがとうございました!
わわっ!またブックマークが増えておりました!
ブックマークを付けていただいた方々も、このお話を読んでいただいた方もありがとうございます!
これからも頑張ります!
謎の女の子の正体とは…!?
次回もお楽しみに!




