9話 茜ちゃんと初めての友達 その2
おいちでございます!
最近はまた寒くなりましたね〜(*´Д`*)
あれから内田君は何を言っても大丈夫!の一点張りなので私も引くことにした。
「あ!そ、そうだ!綾人君って呼んでもいい?」
「え?あ、うん、綾人でいいよ。」
「え!わっわかった!綾人ね!了解!綾人…綾人…名前もかっこいいな…。」
「どうしたの?もしかして体調でも悪くなった?」
「うぇ!?あ!全然大丈夫!ちょっと考え事してただけだから!はは!」
(最近の男子高校生は悩み事が多いのだろうか…。)
まさか相手が自分でドキドキして挙動不審になっているなど考えてもいない茜であった。
「そっか、あ、じゃあ僕も律って呼んでいい?」
「うん!いいよ!あ、そうえば、ここの庭には沢山の植物が植えられてるんだよ!よかったら庭の案内も含めて一緒に見て回らない?」
「そうなんだ、じゃあ頼もうかな。」
「うん!」
それから私は、律に庭に植えてある植物について説明してもらったりしながら、2人で庭を回った。
「凄いね、律はどうしてこんなに植物に詳しいの?」
「実は僕ね…お花屋さんになるのが夢なんだ。」
「そうなんだ、素敵な夢だね、僕応援するよ。」
「…え?変じゃないの?」
「ん?どうして変なの?とても素敵な夢だと思うよ。」
「だって…この事を他の人に話すと皆んな女みたいだとか、バカにしてくるんだ…。」
「どうして?お花屋さんは確かに女性が働くことは多いと思うけど、花を大切に育てて、そして、大切に育てられて綺麗に咲いたお花たちが、色んな人々に届けられて、笑顔になってもらう…素晴らしい仕事じゃないの?」
「う…うぅ…。」
「え!ちょっ!どうしたの!?ごめんね、僕何か気に触るようなこと言った?」
「ううん、僕…こんなに夢を応援してくれる人に会ったの初めてで…感動しちゃって…。」
「あ、そ、そうなの?あぁ…泣かないで?はい、これ僕のハンカチ。」
「ぐすっ…うん…ありがとう…。」
「よしよし、僕は律が笑ってる方が嬉しいよ、だから泣き止んで?ね?」
(なんだかこうして律を慰めていると、妹ができたみたいでいいな…。)
昔から茜は下の子が欲しかったのである。そして、律は茜の中で妹的存在になっていたのだった。
なぜに妹なのだろうかというのは気にしないでおいてほしい…。
「へへっ、ありがとう綾人。だいぶ落ち着いたよ…綾人?」
「ん?あ、いやなんか妹みたいだなって思って…ふふっ。」
「ふぇっ!?いっ妹!?」
「あ、ごめんね!律ってなんというか…その…可愛い感じっていうのかな?なんかごめん…。」
「かっ可愛い!?あ、全然大丈夫だよ!ちょっとびっくりしただけだから。」
顔を真っ赤にして、恥ずかしそうにえへへと笑う律。
「そう?ならよかった。」
(やっぱり妹みたいで可愛いな…。)
早速、男なのに茜に妹的存在として思われてしまった律なのだった。
読んでいただきありがとうございました!
*内田 律くんのプロフィール
名前:内田 律
身長:165㎝
誕生日:3月3日
好きな食べ物:オムライスと、きなこもち
将来の夢:お花屋さん
次回もお楽しみに!




