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第9話 全員集合!

 一日二日で更新しますと言っておきながらの、この体たらく。


 誠に申し訳ありません。


更新間隔は不定でお願いします。


更新時刻は昼の12時で行きます。

 八咫烏がザールの空港に着くと、勇児は入国手続きを済ませ、人気のない空港のロビーで仕事仲間を待っていた。


 今日の勇児はいつもの着物姿ではなく、遺跡発掘員のユニフォームを着ている。紺のツナギのような衣装にポケットが多数ついており、何に使うかわからない発掘道具がいくつも装着されているようだ。

 片手にはアタッシュケースを持ち、ロビーで佇む姿はなかなか様になっている。


 首に大きな風呂敷さえ、括り付けてさえいなければ……。


 勇児はキョロキョロと辺りを見回した。

 どう見ても初めて来たザールでオロオロしている旅行者だ。見ている者がいれば、心配して声をかけて来るだろう。


 「ユウさーん!」


 遠くから声が聞こえる。勇児が声のする方を見ると、白衣を着た女の子が手を振りながらこちらの方に走ってくる。

 女の子は勇児の前で止まると、息を切らせながら


 「お待たせしました。さぁ、行きましょう!至急!」


 そう言うと勇児の左手を掴み、グイグイと引っ張る。


 「ど、どうしたエリー。何を焦ってるんだ?」


 勇児はエリーに引っ張られながら尋ねた。


 「ザール王国のお偉いさんが来てるんです!ユウさんご指名受けてます!うっとうしい!」


 エリーと呼ばれた女性の名は、エリザベス・タナー。


 ハートランド王国出身の21歳。黒髪の可愛らしい女性だ。


遺跡発掘隊の医師見習い兼分析員をしており、同じ医師としてキャサリンに尊敬の念を抱いている。

 周りの人達からは心良く思われていないのだが、当の本人はどこ吹く風で相手にしない。

 キャサリンもエリーを弟子のように可愛がっており、二人の関係は良好だ。


 「早く行かないとまずいじゃないですか。面倒くさい。」


 「そりゃまずいな。」


 二人は急いで走った。


 二人が集合場所に着くと、白衣姿のキャサリンとザール王国の官僚らしき年配の男と、若い男の二人が待っていた。


 「遅くなってすいません。」


 勇児がそう言って高級官僚らしき二人に頭を下げると、年配の男はニコリと笑い。


 「君が剣崎くんか。ようこそザール王国へ。私はムハンマド・ホセイン・ムハンマド・ムスタファ.今回はよろしく頼むよ。」


 と言って握手を求めてきた。勇児が答えようと手を伸ばすと、


 「我が国の外務大臣の前である。頭が高いだろう。」


 若い男はそう言うと勇児を睨みつけた。勇児が呆気に取られていると


 「ラシード!私は名前しか言っていない!それだけで私の立場がわかるわけないだろう!お前は私の恩人の御子息の前で、私に恥をかかせる気か!」


 ムハンマドは烈火のごとく怒り出した。その迫力たるや鬼気迫るものがあり、周りの空気は一変した。

 ラシードは顔を真っ青にしている。今にもちびりそうだ。


 「おまえには観察力と言うものが足りん。相手に心を置いておらん証拠だ。まったく情けない。

 お前に能力があれば無理矢理にでも遺跡発掘隊に入れてもらう所だ!」


 ムハンマドはそう言ってラシードを叱りつけると、勇児の顔を見てニコリと笑った。


 「我が息子ながら情けない姿を見せて申し訳ない。出来れば愚息の無礼を許して欲しい。

 私は若い頃に少しの間だが、発掘隊に所属していてね。

 その時、君のお父上の八雲氏と、祖父の(つるぎ)さんに大変お世話になったのだよ。」


 そう言ってムハンマドはもう一度手を伸ばす。勇児はムハンマドと握手すると


 「気にしていません。ムハンマド閣下はラシード君から尊敬されているのですよ。よい息子さんではありませんか。

 見習わなければならないのは私です。」


 「そう言ってくれると有り難い。ラシード。お前も謝りなさい。」


 そう言ってムハンマドはラシードを睨みつけた。


 ラシードは勇児の前に立つと恥ずかしそうに


 「剣崎様、先ほどの無礼をお許しください。」 と言った。


 「いやいや、私が同じ立場なら同じ事をしたでしょう。

 ご立派なお父上を持たれ、羨ましい限りです。」


 勇児はそう言って笑うと手を伸ばす。ラシードは一気に顔色が良くなり、勇児の手を両手で強く握ると何度も頭をさげた。


 「ところでムハンマド閣下。今回はどのようなご用件で?」


 勇児がそう言うとムハンマドは


 「我が国の為に働いて貰える君達に感謝を伝えたかったのと、皆の顔を見て見たかったのだよ。

 それと食料品も用意させて貰った。心ばかりの差し入れだ。」


 「お心遣いありがとうございます。」


 勇児がそう言うとキャサリンとエリーは頭を下げた。


 「皆さん、くれぐれも無茶はしないでください。それとこれは私の独り言なのだが……。」


 「()()()()()()()


 そう言うとムハンマドはウィンクをした。


 「わかりました。」

 

 勇児はそう言うとニヤリと笑った。


 「それでは諸君。私は用事があるので失礼する。健闘を祈っているよ。」


 そう言うとムハンマドとラシードは去っていった。


 「あれ?そういやあいつらは?」


 勇児はそう言うと周りをキョロキョロと見回す。


 「積荷をトラックに積替えてます。みんな多忙。」


 エリーはそう言って頬を膨らます。


 「そう言えば新人が来てるんだよな?」


 「アストレイア王国の女性騎士よ。研修だって。」


  キャサリンが答えると勇児は驚いた。


 「げっ!戦乙女隊(ヴァルキュリア)か!」


 勇児は顔をしかめる。どうやら何かあったようだ


 「手を出しちゃダメよ。レイラちゃんに怒られるわよ。」


 キャサリンが笑いながら言う。


 「全員、尼さんじゃないか。国際問題じゃ済まないぞ。」


 戦乙女隊はアストレイア王国の修道院に属する組織で、いわば僧兵である。

 名前の通り女性のみで構成されており、主に王族や女性神官の護衛を務める。女性だからと言って舐めてかかると痛い目にあうほど強い猛者の集まりだ。

 統率の取れた戦術と個々の力の高さは男性と比べてもなんら遜色はない。


 彼女達は寝食を共にし、家族のような生活を過ごすのが基本だが、稀に遺跡発掘隊に修行に来ることがある。


 勿論、戦乙女は男子禁制の身の上、制限が多いのだが中には男性不信のような女性もおり、男はかなり気をつけねばならない場合があるのだ。


 実は同性愛者が多いらしく、レイラは非常に人気がある。これは勇児がレイラから直接聞いた話であり、レイラは何度も言い寄られているのだが、ご存知の通りレイラは勇児にぞっこんなので勇児は戦乙女隊からの評判がすこぶる悪い。 

 中には勇児に対して露骨に敵意をぶつけてくる者もいるのだ。


 露骨に嫌な顔をする勇児にエリーが話かける。


 「それにしてもユウさんのお父さんは人気者ですね。羨ましい。」


 これもまた勇児にとっての悩みであった。


 「こんな話いちいち詳しく聞いてたら身がもたないよ。父さんだけならまだしも、ご先祖様にお世話になったって言ってくるんだぜ?顔も知らないご先祖様の話されてもなぁ。」


 そう言って勇児は苦笑いした。


 勇児の家には時々、近隣の店から贈り物が届く時がある。剣崎家に縁のあった店がお礼変わりに送ってくれるのだ。

 その度に勇児はお礼状をしたためるのだが、中には律儀にも何代も前から毎年送ってくれる方もいる。

 そこまではありがたく頂戴するのだが、ある地方に行った時、見知らぬ団子屋の軒先に「剣崎家御用達。名物 井川屋のまんじゅう。」の看板を時はさすがに唖然とした。


 勇児が素知らぬ顔してまだ若い店主に話を聞くと、剣崎家十一代目頭首、剣崎九十九(つくも)がこの店に立ち寄った際、その味を絶賛したと町中で評判になり、潰れかけていた店が持ち直すどころか町一番の名物店になったと言う。


 その後、宿で休んでいると勇児が来たことを知った店主が、食べ切れないほどのまんじゅうを持ってやって来た。

 勇児の顔を見た店主は唖然として勇児の顔を見ていたが、すぐに我に返るとその場に座り


 「お初にお目にかかります。私はこの地にて代々まんじゅう屋を営んでおります。井川荘助と申します。

 私の店はかの剣崎家十一代目頭首であらせられた剣崎九十九様に大変お世話になり、今もほそぼそとではありますが商いをさせて頂いております。

 つきましては本日、剣崎勇児様のご来訪を耳にし、手前共のこしらえましたまんじゅうを持参させて頂きました。

 九十九様の頃より何一つ製法は変わっておりませぬ。お口汚しになるかと存じますが、どうぞ一つお召し上がりください。」


 と言って頭を下げた。


 勇児はニコリと笑った。

 はじめましてもくそもあるものか。

 ついさっき会ったばかりではないか。


 「なるほどそうでしたか。わざわざのご来訪ありがたく存じます。では遠慮なく…。」


 そう言ってまんじゅうを手に取り、一口ほうばった。ほんのりと柚子の香りがして確かにうまい。

 

 「確かに。この地の名物だけあって美味しいです。」


 勇児がそう言うと荘助はニコリと笑い。


 「つきましてはその…看板の事なのですが…。」


 荘助がそこまで言うと、間髪入れず勇児が荘助の言葉を遮るように言った。

 

 「看板に偽り無しとはこの事ですな。堂々と掲げて頂いて大いに結構です。九十九様もさぞお喜びでしょう。」


 勇児は荘助の言葉を遮るとそう言った。


 「ありがとうございます。もしよろしければ近日中に我が家にお越しくださいませんでしょうか?家族総出でおもてなしさせていただきたく思います。」


 「お心遣い痛み入ります。もてなしはこのまんじゅうで充分です。もし、時間がお有りなら今ここで九十九様のお話をお聞きしたい。」


 「それは願ってもないお話です。私の知る限りでよければ喜んでお話させていただきます。」


 二人は夜遅くまで話をし、随分と酒を嗜んだ(たしなんだ)が、最後の方にはお互いかなり打ち解けあい。


 「それにしても勇児様もお人が悪い。先ほどは肝を冷やしましたよ。」


 荘助はそう言って笑うと勇児は


 「今さら名乗り辛くなってね。」


 そう言って笑った。荘助は


 「今度来られる時は、真っ先に我が家に顔を出してくださいよ。私がご先祖様に怒られるますから。」と言って笑った。

 二人はしこたま酒を飲み、荘助が帰る頃には荘助は立つ事も出来なかったので宿の者を店に送り、迎えの籠が来たくらいだ。


 それから折に触れ、荘助から手紙が来るようになった。

 どれもいつこっちに来るのか、また酒を飲みましょうと催促の手紙ばかりであったが、勇児は悪い気がしない。

 むしろ、行けるのならばすぐにでも行きたかった。


 勇児はその事を思い出しながら言った。


 「まぁ、悪い事ばかりでもないんだけどな。」


 

 三人が遺跡発掘隊の飛行機に着くと、側に大きなトレーラーが止まっていた。

 このトレーラーはキャビンとキッチン、三段ベッドが2つ置かれた寝室が2つに巨大な荷台、作戦室がある遺跡発掘隊専用のものである。

 運転席とトレーラー部分にわかれており、さらに貯水タンクを牽引している。

 タンク部分の後ろにもたれかかった若い遺跡発掘員がいる。被っているカウボーイハットがよく似合う

 

 「遅いぜ隊長。荷物は全部乗っけ終わったよ。大将達はもう中で待ってるぜ。」

 

 カウボーイハットを右手の人差し指で軽く上げると、今度は親指だけを伸ばし軽く手を振った。

 どうやらかなりのキザらしい。


「待たせたなアラン。急ごうか。」


そう言うと勇児達は駆け足でトレーラーに乗り込んだ。


 勇児達がキャビンに着くと、若い黒髪の女性が座っていた。その女性は勇児達を見るとすぐに立ち上がり自己紹介した。


 「はじめまして。アストレイア王国から来ました。戦乙女隊所属。マリア・レイ・アストレイアです。18になります。」


 「え?王族が戦乙女隊?」


 思わずアランが声をあげた。


 「全員揃ったか?揃ったなら出すぞ。」


 突然、キャビンに重厚な声が響いた。


 「揃った。俺も運転席に行こうか?」


 勇児がそう言うと


 「あとでいい。新人に説明があるだろう。出すぞ。」


 声が止むとトレーラーは動き出した。


 「とりあえず話は座ってからだ。」


 勇児がそう言うと、それぞれがテーブルを囲うように席に着いた。


 「まずは自己紹介からだな。俺は勇児・剣崎。大和王国出身だ。歳は22になる。今回の発掘チームのリーダーだ。よろしく。」


 「次は俺だな。俺はアラン・フォックス。グランドール帝国出身。歳は20歳。今回のチームの銃撃担当だ。」


 アランはそう言ってマリアに手を伸ばしたが、マリアは手のひらをアランに見せて拒否した。


 「あぁごめん。握手は嫌いなんだな。」


 アランはそう言うと笑った。


 「次は私。エリザベス・タナー。ハートランド王国出身。21よ。遺跡発掘隊の医師の補助と分析管をやっているわ。くれぐれも怪我しないでね。面倒くさい。」


 そう言うとマリアに手をのばす。マリアは躊躇なくその手を握る。


 「なるほどね。握手が嫌いな訳じゃないんだな。」  


 そう言うとアランは肩をすくめた。


 「私はキャサリン・パーカー。ハートランド王国出身。24歳よ。このチームの医師をやっています。よろしくね。」


 「お噂は…。」


 マリアがそう言うとキャサリンが笑った。


 「あらそう?どんな噂かしら?」


 マリアが黙った。しまったと言う顔をしている。

 エリーは黙ってマリアを睨みつけている。


 「いい噂だと嬉しいわね。エリー、せっかくの美人が台無しよ。」


 「でも!」


 エリーの言葉を遮るように勇児が言った。


 「マリア。まず最初に言っておくな。俺はチームワークを大切にしている。足手まといだろうが、実力不足だろうが面倒はみるが、勝手な判断で行動したり、チームメイトに喧嘩を売るような奴はいらん。即刻、国に帰ってもらう。

 王族だろうが戦乙女隊だが構わん。俺は大和王国の人間だ。他所の国にどう思われようがしらん。」

 

 氷のような冷たい声だった。


 マリアは首筋に剣を突きつけられたような感覚に囚われた。

 マリアは完全に言葉を失い、ブルブルと体を震わせた。


 『怖い…。』 ただそれしか思わなかった。


 いくら新人とは言え、マリアは戦乙女隊の一員である。腕と度胸にはそこそこ自信があるし、負けん気も強い。

 そんな自分が勇児の言葉だけで丸呑みされてしまい、ブルブルと体を震わせる事しか出来ない。

 悔しいと言う感情でさえ、恐怖に呑み込まれてしまった。

 

 当然、その場は水を打ったように静かになった。


 「フハハハハ!」


 突然、キャビンに豪快な笑い声が響いた。


 「ユウ。そこまでにしておいてやれ。」


 重厚な声がそう言うと、場の空気が変わった。


 「たいちょ〜。仲良くやりましょうよ〜。」


 アランがおどけながら言う。


 「そうですよユウさん〜。会ったばかりじゃないですか〜。スマイル。」


 さっきまでマリアを睨みつけていたエリーですらこの調子だ。


 マリアは怖かったが勇児の顔を恐る恐る見た。しかめっ面の勇児は口を一文字に結んでいる。


 「それもそうだな!」


 勇児はそう言うと突然笑顔になった。


 「ま、言いたい事も言ったし堅い話はこれくらいにするか。あ、あとな、現場の指揮権は俺にあるが、最も指揮権を持っているのはキャサリンだ。キャサリンが止めろと言ったら、俺は止める。何故だかわかるか?マリア。」


 「わかりません…。」


 弱々しい声でマリアは言った。こんな声でも勇気を振り絞ったのだ。


 「それはな。キャサリンが常に外から冷静に俺達を見ているからだ。それまであった事を総合的に考えてな。だからキャサリンの指示は必ず守ってくれ。」


 「わかりました。」


 「あと残ってるのはローだけか。どうする?ロー?」 


 「現場に着いてからでいいだろう。」


 「そうだな。それじゃあ、目的地に着くまでゆっくりしてくれ。昼には着くだろう。細かい打ち合わせは現場に着いてからでないとな。運転は俺とローでやる。それでは解散!」


 勇児がそう言うと、アランとエリーとマリアは寝室に向かった。


 勇児が椅子に座っていると、キャサリンが隣に座った。


 「ありがとう。ユウ。」


 キャサリンが勇児の耳元で小さく囁く。


 「何が?」勇児はキャサリンと目を合わさない。


 「さっきは嬉しかったわ。」


 「なんのこと?」 勇児はしらを切り続ける。


 キャサリンは黙って勇児の頬にキスをすると、そのまま寝室へと向かった。


 「言い過ぎたかな?」


 勇児がそう呟くとキャビンに小さな声が響いた。


 「お前らしいな。」

 

 キャサリンが寝室に着くとマリアとエリーがいた。


 マリアはキャサリンの顔を見ると


 「あの…わたし…あの…。先ほどは失礼しました。わたし…。」


 マリアは泣きそうな顔でキャサリンに謝った。


 キャサリンは自分の唇に人差し指を当てると、マリアの目をじっと見つめ


「気にしなくていいのよ。これくらいの事でいちいち怒っていたら母親なんか出来ないんだから。」


 と言って笑った。

 いよいよ遺跡発掘にむかいます。


全員集合と言いながら、一人声しか出てないじゃないか!


 おっしゃる通りでございます。


次話でその姿を現します。きっと予想通りのキャラです。


それと昨日、判明したのですがブックマークをしてくださった方がおられました。

(ブックマークの見方がわからなかったのです。)


 ありがとうございます。大変、励みになります。


 厳しい批判、辛辣なご意見、頂けると大変助かります。


 よろしくお願いいたします。


9/27 改行訂正。

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