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始まり4

ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ


みんながガチャを回しているのがわかる

ノーマルガチャは最高でもレアまでしか出ないのでガチャを引いてもあまり楽しくはないが、それでもレアが沢山出たりすると嬉しかったりする。

クラス1運がいいと言はれている、徳山とくやま 運気うんきがレアアイテム6個手に入れていた、運がとてつもなくいいから僕でも名前を覚えている。

対する僕はまだノーマルアイテムしか出ていない、まだって言うのはかれこれ30連しているからだ。

ここまで何も出ないと仕組まれてるんじゃないかと疑い、運気君の方を見てしまう、

周りのみんなもだいたい一個はレアアイテムがでている、それは零花も同じことで彼女はレアアイテム5個持っていた、彼女もなかなかの強運のようだ。


「じゃ、じゃ、みんな行こうか」


「カマちゃんってそんなに運無かったっけ?」

「不思議だねー?」


言われてみればそんな気がする、僕はチラッと運気君の方をみると彼はすぐに目を逸らしてしまった。


「ま、最初はノーマルアイテムの武器でも大丈夫でしょ」

僕がそう言うと、みんな武器を取り出す


「あ、あの、私戦いとか、その、こわくて」


「なら、少しずつ慣れよう、今は死なないし大丈夫だよ」


「そう、かな?」


「大丈夫だよ」


「わかった」



「あのー?ゆうくーん」


「何かな?」


「ガチャで武器出なかったんだけどー」


ならもう一回引けよっておもったけど、武器が後何回引けば出るのかなんか誰にもわからないからその子に武器をあげることにした。


「はいこれ、武器だけはいっぱい出たからあげるよ」


「わぁー!ありがと」


「いえいえ」




「みんな、武器は持ったね?」


「「「おぉーう!」」」


「なら、行こうか」


「なー、トイレ行きたいんだけどー」


「何言ってんだよ、〇〇君」


みんな彼を馬鹿にしているがすぐ真実に気がつく


「この世界は本物のようだ」


「……どういうこと?優くん」


「零花は可笑しいと思はないかい?この世界」


「この世界?…………………死体が残る………………トイレに行きたくなる……まるで本物の世界みたいだけど」


彼女はあんまり考える時間を使わずに答えを言い当てた。


「そう、そこなんだこの世界はまるで本物のように作られている。まぁ、でもゲームだと確信できる機能もあるし、ここは最先端の技術で作られたゲームなんだろうけど」


「私もそうだと思う!それよりはやく行かないと、モンスター倒す時間なくなっちゃうよ!」

零花は賛成した後すぐに話を変えた。


「それもそうだね、行こう」

取り敢えず僕も賛成して歩き出した。





「ていやぁー!」

「どりゃぁぁぁあ」

「うぉっらーーー」

「ぼぉっろぁぁぁあ」


今はみんなが勢いよくモンスターに斬りかかっている

僕は最初に本気で戦ってきてっと言って観察してみることにした、そしてその人に向いているスタイルを教えた。零花には指揮役をしてもらうと伝えた、すると彼女はお花摘みに行ってくると言って街の方に向かって行った。


「君は前衛」

「君は後衛」

「君は前衛」

「君は後衛」


「なんで俺が後衛なんだよ!」


「それはね、さっきの戦い方だよ君は身体が大きいし剣士の方がいいかもしれない、だけど君は優しすぎる。敵を本当に倒せるかい?それに後衛を守りたいっていう想いがすごく伝わってきたよ、君は後ろで後衛を守る盾になってくれ」


反抗があった場合は理由をしかっりと付け加える。


そんなことをして、クラス28人全員の配置が決まった。



僕もお花摘みに行くと言って、指揮役の零花に任せて草原の奥の方に行く。



















ガサ、ガサ、


僕の目の前にウサギみたいなモンスターが飛び出してきた。


その瞬間猫をかぶっていた僕はいなくなる。


「うぜぇーんだよ」


そう呟き僕はウサギの喉を掻っ切った。


最近の僕、俺は頑張りすぎた、

あー怠い怠い怠い怠い怠い怠い怠い怠い怠い怠い怠い怠い怠い怠い怠い怠い怠い怠い怠い怠い怠い怠い怠い


なんで俺がまとめ役やってんだよ、頭痛いし


俺はそんなことを考えながらさっき見えた家の前まで来た。


「誰かいるな」


俺がそう言うと、ギギィっと音をたててドアが開いたのでさらにこじ開けて中に入っていく


「お客かな?」


「あぁ、さっきから何を見てるんだ?」


「私は何も見てないよ」


「嘘つけ」


「やっぱり、君には嘘が効かないな」


「そんなことない」


「ふふっ」


「で?何を見ている」


「この世界にいる人たちさ」


「お前は何をしている、プレイヤーか?NPCか?それともゲーム制作側の人間?」


「んー、どれでもないよ」


「ならなんなんだ?」


「悪いけど、言えないことになっててね」


そこに嘘の影が見えなかったので問い詰めなかった。


「ここまできた君に1つだけヒントをあげるよ、プレイヤーの中に人間じゃないやつが6人いる、きをつけな」


「ありがとう、俺の他にここまできたやついる?」


「今のところ二人」


「そうか、笑」


俺より速かったのが二人だと聞き、ある程度予想していた通りなのでつい笑ってしまった。


「どうしたのさ、急に笑って」


「いや、予想通りだなっておもってさ」


「やっぱり君はすごいね、でも危なっかしいよ」


「大丈夫、猫をかぶるのは上手い方だ」


俺はそう言ってまたみんなのところに戻り始めた

みんながクラスメイトだと思っている、鎌鬼 優 に戻りながら。



「そういうことじゃないんだよね……………今にも消えそうだよ」




「彼が来ましたよ、あなたの予想通り三番目です」


私はそれを、一番最初にきた彼女にそう伝えた。



「あぁっ!ここまで来たのにアイテムあげるの忘れてた、まぁー彼ならまたここまでたどり着けるでしょ」


彼女がそういうと、家が透明になって森の中へと消えて行った。


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