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始まり

僕はまた寝転がり楽な体制をとると、7時になったのでログインしようとするが、もしここでまたNoをしたらどうなるのか気になった、だが時間が無いので結局ログインすることにした。

この時の僕は後にあんなことが起こるなんて知らなかったんだ、


僕は自分の顔などの設定をする時間のことを考えていなかった。

僕の容姿はよく怖いと言われることが多い

初対面では僕にビビる人が後を絶たない

身長は190センチを超え、体重は80キロある

スポーツはバスケと水泳をやっていた。

時間がないので、容姿はそのままで身長と体重をお互いに低くしてログインした。


街の中の大きな時計台で僕達は集合した。



「みんなー、学校ぶりー」

僕はそういいながらみんなのところに走って行くと身長や体重を変えたので脚がもつれて転びかけたが何とか耐え抜く。


「何転けかけたんだよー」

「カマちゃん、ぴったりだね」

「ゆうくん、寝過ごさなかったね」

「ゆーう、これすげーリアルだよな!?」

っと僕に話しかけてくる。


「あはは、そうだね、すごいよ」

これは本心だ、本当にすごい、ゲームなんかさしぶりだからこのリアルさが実現していることも知らなかった。横を見ると茶髪のNPCがいるとてもリアルでこの世界ではとても生き生きとしているように見える。

まるで、僕の表と裏のようだ。


「優くん、来てくれたんだね!


「うん、零花に誘われたら来るよ」

僕がそういうと彼女は呆気にとられたような顔をした


「ふふっ、」


零花は僕がそういうととても嬉しそうに口を隠しながら笑った。その時の顔はとても美しくてとても可愛いと思った。

そんなことを考えていると、ログイン数がとても増えてきた。右上に今ログインしているであろう人数がわかるようになっている、


「すごいな!、このゲームもう21142もログインしてるじゃん!」


「ほんとだ!」


一気にログイン数が増えて一瞬重たくなるがすぐに解決される。

理由はアメリカのスーパー人工知能コンピューター機能、サナフィスのおかげである。

仮想世界を作り出すために考え抜かれた今この世の中で一番の機械だ。


ピロリン、ピロリン、ピロリン、ピロリン

、ピロリンピロリンピロリンピロリンピロリンピロリンピロリンピロリンピロリンピロリンピロリンピロリンピロリン


色んな方向から通知の音がしてくる。


そしてその瞬間彼女を見ていた僕だけが気づいた

彼女の顔が驚きから、一瞬だけ笑みを浮かべたのを。


みんなに通知が届いた内容は広場に集まることだった。僕たちが今いる場所が広場なので動く必要は無かった。


【よくぞ集まってくれた諸君私はGMの工藤くどう 浩二こうじだ諸君にはこれからこの世界で死んでもらう】


「は?どういうことだよ」

誰かがそう呟いた。


【こういうことだよ、】

そういいながら工藤から出てきた黒い影のようなものが鋭くそいつに突き刺さった。

するとその刺された男が凄く苦しみ始めた。


僕たちは皆唖然とした。




なぜかって?







普通この仮想世界で死ぬと死体が消えてまた新しくリスポーンする筈なんだ











でも











さっき刺された男はその場所にとどまっていた。

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