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飲みかけの缶ジュース

屋上で本を読んでると 急にアイツが横に来て


何してんのって ニコッと笑う。


見りゃ分かるだろって 冷めた口調でそう言って


僕は見もしないでページを捲る。


コイツが居ると調子が狂う。


気が散るからどっか行け 僕がそう素っ気なくあしらうと


あっそと オマエは飲みかけの缶ジュースを手にとって


ゴクッと喉に流し込む。


おい ちょっと待て なんでそんな事ができるんだ?


残ったそれをまた僕が飲むんだぞ。


ヤバイ 心臓がドキドキしてる。


どうしてくれるんだ この気持ち。


好きだって 気付いちゃうだろう?

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― 新着の感想 ―
[一言] 読ませていただきました。 この場面が思い浮かんで、ほっこりとしました。
[一言]  そういう場面もあるのかと思ってしまいました。
2017/04/13 21:04 退会済み
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