第6話 真夜中の客
今までのことを夢とおもっていたリドルの前に真夜中の客それは・・・
月の光がリドルの部屋を照らした時、変な行進曲を流しながら、黒い翼のつけたバイクにのったあの悪魔ルースがやってきました。
「たしかこの町だよな。とりあえず町の中をとんでさがしてみるか。」
メモをみながら、 ルースはだれかをさがしているようでした。
リドルはあまりにうるさい行進曲とバイクの音に目を覚まし、窓をのぞくと、町の中をキョロキョロしながらルースがバイクに乗って空をとんでいるので、
「あっまた僕は、夢を見ているんだ。」
リドルは、心に言いきかせてベットにもどろうとすると
「夢じゃねえよ。久しぶりだな。リーフルから手紙とつる草を届けてくれって頼まれたから届けにきてやった。感謝しな。」
リドルは、ルースから手紙とつる草を預かると
「感謝の代わりに血をすこし頂こうかな。」
っとニヤリとルースは、鋭くとがった歯を見せた。
リドルは、一目散にドアへ走りドカーンっと大きな音をたてて激突した。
「冗談だよ。大丈夫か?あんまり驚いてるからすこしからかってみただけさ。それに俺は、グルメだからお子ちゃまと男の血には、興味ないから安心しろ。」
ルースがリドルを見て笑っていると下から
「おーいなんかすごい音がしたが大丈夫か?」
ビングの声です。
ルースは、またリドルを見てニヤっと笑うとリドルの声を使って言いました。
「大丈夫、ベットから落ちただけだよ。」
リドルは、びっくりして声がだせませんでした。
「そうか。」
ビングは、ルースの声だと知りもせず寝てしまいました。
「あぁおもしろかった。そろそろおなかも減ったし美しい乙女のいる町にでもくりだすかな。じゃあまたな。」
っと言うとまた行進曲をながしながらルースは、バイクに乗って月の方へきえていってしまった。
やっと更新です。すこしいつもとちがう感じにしあげました。できたら次回も読んでください。