第4話悪魔
小麦畑で話す二人に声をかけたのは、かわった悪魔だった
リドルは、驚きのあまり目をグリグリと掻いて(何か変なものを見たような。いや気のせいだ。空に人なんているわけない。そうだ、そうにちがいない。)
頭の中では、いろんなリドルが会議をはじめています。
「放心状態だなこりゃ。そっちの幽霊坊やは、平気みたいだな。」
悪魔は、ストックに目をむけるとニヤリと笑った。
ストックは、またも、幽霊と言われ抗議しようとしたその時、雷がピカ、ゴロゴロズドーンっとものすごい音をたててリドルをめがけておちてきました。
「俺は、気が短い。放心状態もそこまでだ。単刀直入に言う。なげえのは、嫌いだからな。俺は、おまえらが気に入った。だからおまえらの夢を手伝ってやる。いやとは、言わせねぇ。」
ストックは、悪魔のあまりにも急な話に口があいてしまい、リドルは、雷にうたれて体の中にビリビリ電気がはしって目がクルクルと回ってしまいました。
「そうだ。俺の名前は、ルースだ。よろしくな。ちかいうちまた来る。」
ルースは、手を空にかかげて雷をならし行進曲をガンガンにかけると黒翼のバイクでブーンっと飛び去って行きました。
ストックは、まだ呆然として、リドルもまた体に走る電気で立ち上がることができません。
ただ二人の心の中は、同じことを思っていました。
(悪魔に目をつけられるなんて。まずいことになった。これからどうな)
二人が口をきけるようになったのは、サンサンと輝く太陽がのぼるころでした。
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