表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/45

三十三章 王家の財宝の行方

「ここだよ!宝石パラダイス☆ザックザク・・帝国のチェーン店だね。昔は個人店だったけど時代の荒波には敵わなかったみたい。」看板には赤い文字でデカデカと店名が表示されてある。

「安易なネーミングだな。」

「はえ~・・俺達にはよほど縁が無いトコだぜ。」

「私だって初めてよ。さ、入りましょ・・」扉を開くと衛兵が立哨していた。

「失礼ながら・・刀剣の類はこの場でお預かりします。」

「あらそう、じゃよろしく。」2本のラグナブレードを水平に手渡すと

「グッゥ・・おっぅぐむむむ・・・」途端に衛兵は重さに耐えかねて顔を真っ赤にして床に崩れ落ちる。

「はははっ・・どうしたよ、俺のも頼むぜ。」ウィルが笑いながら剣を上乗せして行く。ラグナブレードは究極の重さを追求した特注品だ。当然私にしか扱えない。

「ついでに俺のも渡しておこうか。」シンも剣を追加で乗せて、衛兵はギブアップ寸前の様子だ。知った事では無いが・・奥へ進むとガラスケースの中に金銀に彩られた時計や煌めく宝石がズラリと並んでいる。

「やあ、いらっしゃい、何をお求めかな??美術品、時計、宝石、毛皮、革製品、なんでも揃ってるよ。それとも売りに来たのかい??」正装で小さな眼鏡をかけた小太りの中年男性が迎えてくれた。

「大きな赤い宝石が付いた黄金色の宝飾品を探してるの。数日前に誰か売りに来なかったかしら??もしあったら即決で買うわ。」

「ああ、アレか・・お客さん運が悪いね、つい昨日売り払ったよ。50ラディールでね。」

「えぇ!?」「何だと?」「おいおいおい・・」一同愕然とする。

「ちょっぅ・・何とかその購入者と連絡付かないかしら??」

「無駄だよお客さん、相手は巨大資本の大企業だ。もう市場に流れてるハズさ・・あれだけの宝石だ、買い戻すとなれば2ファディールは下らない。失礼だが見たところ金持ちには見えないねえ・・」

「そりゃそーだ・・身なりからして貧乏人だし。」ウィルが納得の声を上げるのを余所に「私こういう立場の者なんだけど融通利かない??」必死に腕の紋章を見せ付けるも「無理だね。軍のお偉方だろうが民事商売には強制権など無い。顧客への守秘義務もある。どうしてもってんなら2ファディール金貨用意したら話を通してやっても良いが・・どうかな??」

もちろんそんな大金なんて用意出来るハズもない私は返答に窮し・・

「くぅぅ~~っぅ・・アレは強盗された品よっぅ刑事事件だわっぅ!!!」

ドンとガラスケースを叩いて声高に主張した。

「へえ、証拠はあるのかい??」

「証拠!証拠ね!?待ってて今日中に用意してくるから!!!」

預けていた剣を受け取るとすぐに店を飛び出す。

「おい、何処へ行くってんだよ!?」

全員私の後に続いて駆けながらウィルが問いかける。

「警邏本部よっぅ本部長に直談判するわ!!!刑事事件として認めさせてやるのっぅ・・」

「思い立ったが吉か。悪くない。」シンは理解を示しつつも「だが部外者の俺達に何処まで協力してくれるか・・」若干の懸念を口にした。

「猪突猛進じゃな・・せわしいわい。」ナッセルが息を上げながらそこはかとなく文句を言いつつ必死に付いて来る。


警邏本部へと辿り着くと「ナッセル、事件に関わる記憶の欠片のコピー!!!」

「ゼイゼイ・・ほいよ・・ワシャもう倒れるぞい。」彼の手から記憶の欠片を奪い取ると私は衛兵の許可を得て単身中へと踏み込んだ。

建物の4階まで一気に駆け上がるとバァァーーン!!!と扉を開き

「ヘイムスティル!!!大至急事件登録をお願い!!!」大声で叫ぶ。職員全員が何事かと振り向く。

「全く・・2度顔を合わせたと思ったら呼び捨てか・・田舎はこれだから。」

年老いたエルフはウンザリとした顔で書類に捺印をしながら見向きもせずに

「・・で?何だって??」長い耳をピクピクさせ苛ついた様子だ。

私はズカズカと彼のデスクまで大股で辿り着くとバンッゥ!!!!と記憶の欠片を手の平ごと叩きつけた。「容疑者は見つかったわ。でも彼が盗み持っていた宝石は民間企業に売却されてた・・刑事事件に認定されないと取り戻せないの。どうにかして頂戴。」

彼は椅子をギシギシと傾けながら「私は君の便利屋か何かか??こちらだって色々と暇じゃあないんだ・・まぁ話しても無駄か・・再生してみせろ。」

「私は呪術が使えない。」

ピク・・彼は3秒ほどフリーズすると呆気に取られた顔をして「なんだ??そんな人材が州都から派遣されて来たのか・・何の冗談か知らんが私に頼るのも頷けると言う話だな・・」完全に呆れ返っている。

「悪かったわね、ともかく再生してくれるかしら?」

「やれやれ・・・これならナルルカティアでゴブリンの上司に胡麻をすってる方がマシだな・・何処で人生を間違ったのか・・」ブツブツ言いながら彼は接触呪文で記憶の欠片を解放し映像を2つ宙に投影した。

片方は死んだ状態のヨハン、もう片方は赤い宝石の宝飾品が映ったまだ生きているヨハンが映る。

「こちらの宝飾品が殺人強盗された物よ・・見ての通り。で、これを取り戻したいの。捜査するのに刑事事件として貴方のお墨付きがあればとても助かるわ。ここ、サンスフィアではね。」

年老いたエルフは椅子に深く座り映像を眺めると「・・なるほどな、一つ分からん事がある。この映像の人間は死んでるように見えるが。」

「ええ、そうね。」

「ポスターの顔と一致する。」「うん、だから??」

「君が殺したのか??」

「いや違うわよ!!これは数日前の映像で・・とにかく私も詳細は分からないけどこの人間を殺した者がこの人間の呪術的なコピーだったって・・ああぁぁ何だっけ・・ドッペルゲンガー!!!そう、ドッペルゲンガーが彼を殺したから追跡していただけっぅ!!!!」

ヘイムスティルは口をポカンと開けて目だけをぐるりと明後日の方向へ向ける。

明らかに信じて貰えてなさそうだ。

「ふぅ・・で、そのドッペルゲンガーとやらはどうしたんだ??今何処に居る??逮捕したんだろう??」

「部下に解呪の呪文を唱えて貰ったら消滅したわ。だから困ってる。」両手の平を上げてお手上げのポーズをしてみせた。

「そうか。それは・・本当に困った話だな・・この150年間様々な事件を解決してきた私にもどうして良いのかサッパリだ。とにかく・・この宝飾品を刑事事件として扱うのは無理がある。」

「なんで!?」

「この映像と・・君の証言の整合性がイマイチ・・不明瞭だ。死人のコピーであるドッペルゲンガーだって??馬鹿馬鹿しい、誰がいつそんな呪術をかけたというんだ??帝国の英雄か??あぁ、皇帝陛下なら可能かもな・・ミューンズドヴルメのような田舎にそんな高度な呪術を扱える者が存在するとは初耳だよ。」

「証拠ね!証拠ならこの日記にも書かれてるわ!!!」私は薄汚れたヨハンの日記をデスクに放り投げた。

「ふむ・・」パラパラとページを飛ばし見しながら彼は一言、「死人の筆跡鑑定でもするかね?」興味薄くげんなりとした感じで問いかけてくる。

「モーニングジョーという宿屋に彼の直筆のサインがあるわ。」

「ハッあの宿屋か・・悪いがあそこは管轄外だ。私の上司である北部地域統括者の関係者が居てね・・殺人でもなければ手は出せん・・いや待て出国??帝国に??どういう事だ。」末尾のページでヘイムスティルは驚きと疑惑の声を口にした。

「この事件は様々な複雑な事情があるけど・・紛れも無く、アレは王家の財宝なのよ!!!!」

「王家の財宝??待て・・君は帝国の人間じゃあないな・・どうやってその紋章を手に入れた??」途端に彼は完全に長い耳を立てて不審な目を向けて来る。

しまった・・余計な事を軽はずみに・・慌てたがもう遅い。

「私は・・ランツィの親戚で・・リシャーヴ王国の騎士よ。でもああ・・もちろん帝国には合法的に入国したし・・そう、一応は国賓でもあるわ。」精一杯取り繕うが彼の表情はどうも思わしくない。

「ははぁ、・・読めたぞ。君はランツィ公のコネを頼ってリシャーヴ王国の事件を追って来たのだな・・悪いが帝国はリシャーヴと刑事共助協定を締結しておらん。お引き取り願おうか。例え、ランツィ公の命令だとしても帝国法が優先される。」そう言うと彼は私を完全に無視して淡々と書類への捺印作業に戻った。

「あの・・」

「私はあと30年の労務期間をクリーンに務めなければ退職金は出ない。その間に帝国本土へだって返り咲くつもりだ・・越権行為は御免だな。分かったら去ってくれ。」

私は失意と落胆を胸にショボくれて警邏本部を後にした。


「どうやらその沈み具合は駄目だったみてえだな・・」

ウィルが少し曇った顔で話しかけて来る。

「万策尽きたわ・・」私は絶望に駆られてその場で膝を突いた。

「エリューヴィン、今日中に飛空艇に戻らなければならない。もう時間は残り少ないぞ。」シンが時計を指し示し注意を促す。分かってる・・分かってるけど!!!

「ねえ・・オイラの成功報酬は・・??」ズクラッドは先ほどからそればかりだ。

「むぅ、ちょっとクールダウンが必要そうじゃな・・近場の喫茶店で休みがてらに話し合ってみるのが良かろうて。」ナッセルの爺さんが私の落ち込みっぷりを気にかけてくれた。

客が疎らな喫茶ゴン太猫とやらに入店し奥の席に着くと続けて注文を取る。

「珈琲・・ブラックで。」「タルタルサイダースを一つ。」

「俺はハードレモネードを。」「オイラはごつ盛りパフェ貰うよ。」

「パフェ?パフェってなんだ??」

ウィルの田舎者丸出しの質問に「へへ・・兄ちゃんが欲しがってたアイスクリームだよ。」ズクラッドは鼻先で笑いつつ事も無げに答えた。

みるみるウィルの顔が紅潮すると「あぁっぅズルいぞ!!!やっぱり俺もごつ盛りパフェで!!!値段高いけど良いよな!?」興奮気味に食い下がる。

「どーぞ、好きにして・・」この期に及んでアイスクリームに夢中だなんて呆れてモノも言えない。

「ワシはグレープジュースじゃな。」

早速私達は店内の狭い一角で対策会議を開いた。

「誰か何か打開策あるかしら??私はもう無理。何も思い浮かばないわ・・」

苦い珈琲を含みながら心境を吐露する。

「巨大資本の企業とか言ってたな・・となると宝石の行き着く先は帝国本土か。」シンがいつにも増して冷静な発言をするも「・・で、どーやって広大な帝国であの宝石の手掛かりを得れるのかしら。ミューンズドヴルメとはワケが違うのよ。」

私はやけっぱちにそれが無理難題だと返した。

「それは・・そうだな、帝国の情報網に詳しい者を雇うとか・・厳しいか。」

そう、あまりにも現実的ではない。

「ランツィ公に2ファディール借りるってのはどうだ?」ウィルの提案に「そんな大金借りられるワケないじゃない。それにどうやって返すのよ。アンタ私が金持ちに見える??当てなんかないわ。」

「うんめぇえっぅこれがアイスクリームって奴か!?信じられねえくれえ美味いぞ!!」もはや彼は全く私の話を聞いてすらおらず・・人生初のアイスクリームとやらはそんなに美味しいのか。少し興味が湧いてきたが今はそれどころじゃない。

「こうなったら・・・危険な綱渡りだけど逮捕覚悟で宝石パラダイスの店主を監禁して脳内情報を爺さんに吸い取って貰うしかないかも。」犯罪を犯してしまうのは避けたかったが他に代案が無いのでは止む負えない。

「何じゃと!?帝国で逮捕されたら騎士団の権威も糞も無いぞ・・」

すぐさまナッセルが難色を示す。

「強行手段だな・・だが確実だ。最悪、実行犯は俺と爺さんだけでも良い。情報を手にお前さんが飛空艇でサンスフィアを去れば万事OK・・そうじゃないか??」シンが強く賛成の意を表した。

「オイラはこの話は聞かなかった事にしておくよ。冒険者としての立場上犯罪行為を看過するのは罰せられるからね。」


「相席良いかな??」突然新聞を両手に開いた人物が席に割って入った。

「どうぞ。」

「ふむ・・尋ね人は見つかったかね??帝国の英雄の情報は役に立ったか?」

私はハッゥとして顔を上げて「待って、貴方は確か・・」彼は新聞を下げるとパイプを吹かしつつ「私と君が今日ここサンスフィアで再び顔を合わす確率は1%にも満たなかった。ところがどうだ?世の中どう転ぶか分からないモノだな・・確率論ではこの世界は語れぬと見える。」ボサボサの白髪に青白い顔色の深い皺が刻まれたレッソ・オリヴェが優雅にパイプの煙を燻らせながら「そうは思わんかね??」と聞いて来た。

「何だよ知り合いか??」「えぇ、ちょっと・・ね。」

あまりにも意外な再会に私は不意を突かれたように唖然とするもすぐに考えを切り替える。

「貴方探偵だったわよね。少し急な話だけど情報交換・・いや、依頼をしても良いかしら??」

「それは仕事として・・かな??」

「えぇ、まず最初に言っておくけど貴方の情報にはない帝国の英雄が居たわ。」

「ほぉう??」レッソの表情が一変した。

「エリューヴィン・・いつの話だ??初耳だな・・」

「ああ、帝国の英雄と会ってたなんて知らねえぞ。」

シンとウィルが驚きの声を上げ「で、戦ったのかのう??」ナッセルが冗談交じりに悪ふざけのノリで問うてきた。

「まさか!!!だったら私は今頃死んでるわよ・・ドラゴンさえ狩る連中よ。」

レッソは考えるように深く頷くと「その名前はヴァリカルギア・ラスキュリン・・見た目は幼い少年・・愛嬌があり人懐っこいがその本性は・・謎に包まれている。」

「そこまで知ってるのね・・」

「率直に訊こう、彼から何を感じた??」

彼はパイプを向けて実に興味有り気に尋ねる。

「何というか・・測り難い一種の超越感や万能感に似た印象を受けたわ。ただ邪悪な感じは全くしなかった。むしろ愛と善意の塊のような・・」

「・・まるでラの者のように??」「そうね。それが一番近いかも。」

「やはり・・か。これで確信に変わった。仕事が捗るな。よかろう情報の等価交換だ、君の知りたい事を私の知っている範囲で答えよう。」

私は少しの光明と希望が見えてきたような・・そんな淡い期待を抱きつつ話を打ち明ける覚悟を決めた。

「宝石を取り扱う帝国の巨大資本の企業って具体的に分かるかしら・・??」彼は黙ってパイプを数回吹かすと・・「宝石を扱う巨大資本の企業か。幾つか心当たりはある。高級ジュエリーブランド、ホーホーキーズ・・同じくジェグクァッパ・・大手古物商宝石パラダイス・・オークションハウス最大手クリスヴァリアーズ・・以上だ。」

「そう・・・流石に詳しいわね。こっから仕事依頼の話なんだけど、昨日それらの企業のいずれかに大きな赤い宝石が付いた黄金色の宝飾品が売却されたわ。それを探して欲しいの。もし客に流れてたら、それも追ってくれると助かる・・2週間でお願い出来るかしら・・」

「おいおい探偵なんて当てに出来るのかよ!?」

ウィルがパフェの底をさらいながら文句を言って来るが「そうね・・でも私達よりは帝国通だわ。情報も組織や個人との接触手段も有している。それとも、何か良い代案があるなら聞いてあげるけど。」

「代案なんて・・ねえよ。」唇を尖らせてすねるウィルを横目に

「そう、じゃ決まりね。」

「7ラディールだ。後払いで結構。連絡手段だが・・」レッソはそう言いかけて・・コツーン・・パイプを床に落とした。

煙草が飛び散る。その口は開いたまま彼は微動だにしない。

「・・??」全員が彼を見つめる中、静かに口を開いた。

「・・・それは大きな赤い宝石が付いており・・黄金色の宝飾品・・で、間違いは無かったかな??」

「そうだけど・・何か問題でも??」何かあるのだろうか?そう思いつつ問いかけると「ハッゥ・・運命の女神はとんだサイコロを振ったものだな・・予定変更だ、その情報なら30チャリンで結構。」

「へ??」突然の申し出に私は鳩が豆鉄砲を食ったように面食らう。

「払ったら分かる。」

レッソは30チャリンを受け取ると「新聞代だよ・・見たまえ。」新聞紙をテーブルに放り投げそう言い残して去って行った。


奇妙に思いながらも新聞紙を捲って行くと・・

「あぁ!!!」そこには白黒ながらもあの宝飾品がデカデカと印刷されてあり・・

【巨大なレッドダイヤモンドが埋め込まれた奇跡の逸品!!!純金製で二重の輝きが貴方の手に!!!2ファディールから入札可能!!!】と明らかに他の品物よりも目立っていて出品開始価格も高い。

下の方には【会場案内はクリスヴァリアーズ・レアウルス支店まで!!!土曜日にオークション開催!!!】と案内書きが表記されている。

「やった・・やったわ・・」わなわな震える声で歓喜の表情を浮かべる私に「すげえな。人生の運を使い果たしたんじゃねえか??」ウィルが新聞に目を通しながら茶化すように軽口を叩く。

「うーむ正に青天の霹靂よのう・・しかしディールはどう都合付けるかの??競売に参加するならそれなりの身分と服装が必要そうじゃが・・課題山積みのデパートじゃな。」ナッセルは願っても無い幸運だとは認めつつも解決への道は険しく遠いと指摘する。

「何にせよチャンスは巡って来たな・・土曜までまだ2日ある。まずは州都レアウルスに戻ってからどうするか考えよう。」シンがそう結論付けた。

「お姉さんオイラの成功報酬はいつ貰えるの??」いい加減しつこいズクラッドに

「分かったわ。今すぐ払う・・けど、まだしばらく付き合ってよね。」

「ヤッホッホォォ~~イィ!!!」

4ラディール手渡すと彼はぴょんぴょん跳ね飛んで喜びを爆発させる。

「ハハッゥ良かったなぁ、坊主!!!おめでとさん。」ウィルがズクラッドの髪をクシャクシャにして祝福すると「うん!!!もう最高だよ!!!」彼はラディール銀貨をお手玉のようにピンピン器用に跳ね飛ばして笑顔を見せた。

「でね・・今後なんだけど・・私に考えがある。そうね、まずは飛空艇へ戻りましょ。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ