十五章 薬物中毒者ズクラッド
ガラッゥガラララッゥガララッゥ数分後、馬車はみるみるトップスピードに達して物凄い勢いで走り出していた。
「これは・・流石に酔うわね・・小説読んでる場合じゃないわ。」
慌てて本を閉じる。
「身体強化呪文で馬を強化してるな。これなら今日中にレアウルスに着くぞ。」
「ねえ・・あのヤク中のホビット・・どうすれば良いと思う??」
私の唐突な質問にシンは少し沈黙の後、「どうって・・任務に必要だから雇ったんだろう?薬をやって任務に支障が出るなら契約違反で解雇すれば良い。そこはお前さんの判断次第だ。俺がどうこう言える立場じゃない。」
いかにもな返答に私は苦笑いをしつつ「確かにね・・後でビヨンドヘヴンを取り上げる必要性があるかも。そして薬物中毒者の末路がどんな悲惨か教育するのも。」雇用主としての責任感を口にした。
「30トピアは個人所有上限に近い・・常習性があるな。一時的に没収してもすぐに売人から買うだろう。この地はアイツの良く知るところだ。」シンは常に冷静かつ核心を突く。時として感情に左右される私にとって彼は無くてはならない頼れる存在だ。
「良いわ。毎日持ち物チェックするから。私だって成功報酬を快く払いたいんだから・・」
「実にお前さんらしいな・・」「それ褒め言葉??」
「もちろんだ。」
私は窓から外を眺めながら「あー、任務の為とはいえランツィを利用するのは少し気が引けるわ・・」シンの前だからこそ言える本音を漏らした。
「気が引ける??ランツィ公の方こそお前さんを裏切った負い目がある。お互い様だろう。」
「それもそうね・・」ポツポツと水滴が窓に張り付き出す。
「雨が降り出したわ。」
「丁度良いタイミングだ。すぐに弱音を吐くウィルとお前さんの言い争いを見ずに済んだ。」
2時間後・・・馬車は速度を落とし見知らぬ街中で止まった。
コンコンとノックの後に扉が開き「1時間休憩します。」
「ここは??」
「ミュータンポの街です。こちらの宿屋をご利用ください。貸し切りですので食事やサービスは無料です。」
「あら贅沢ね!・・喜んで利用させて貰うわ。」
たちまち上機嫌になる私にシンは少し苦笑しつつ「ああ・・・小腹が空いて来た、何か喰おう。」
「ちなみに太守の館で晩餐会が開かれる予定ですのでお食事は控えめにお願い致します。」
建物に入ると1階がカウンター業務と食事処を兼ねている、ごく普通のありふれた形式の宿屋だ。
「いらっしゃいませ!気兼ねなしにご注文下さい。」店主が笑顔で迎えてくれた。
たっぷり貸し切り料金を頂いたのだろうか・・
「ええ、よろしく。」私も笑顔で応じる。
「聞いたぜ??無料なんだって?」「タダより安いモノは無いぞい」
「オイラも国賓だいっぅ」
無料と聞いてハイエナのように集る3馬鹿に「夜に晩餐会だから食べ過ぎない事よ!!!って聞いてんの??」注意するものの「へいへい、分かってるって。」「爺の胃袋なんてたかが知れとるわい。」「国賓♪国賓♪」全くの梨のつぶてだ。
銘々が好き勝手にテーブルに着くとメニューを開いて喰い付くように眺める。
なにせ朝食抜きなのだから腹も減っていた。
「野菜たっぷりの鶏肉グリル焼きか・・一人では多いな。エリューヴィン、シェアしないか??」
「良いわよ、シン。珈琲に合うかしら。」
「俺は絶望スパゲッティだな。この俺を絶望させれるモンなら試してみやがれってんだ。」ウィルが何かのチャレンジであるかの如く息巻く。
「・・ウィルったら何独りで盛り上がってるのよ・・」
「オイラは芳醇ネギ豚生姜焼き丼ミニサイズで!」「はははっぅ坊主もミニサイズだもんな。」
「ホビットだからだよっぅもう良い大人だしっぅ」ズクラッドはむぅぅーと反発心を露わにした。何かと軽視されがちなホビットの宿命だろうか。
「ワシはホッケの煮つけと枝豆じゃな・・肉は消化に悪い・・」ナッセルがもう歳だと言わんばかりにメニュー表を閉じる。「爺さん無理しないでね。晩餐会で心臓止まっても知らないから。」
「ほっほ・・老体に何たる言い草・・酷いのう。」
全員注文を終えるとすぐに飲み物が運ばれて来た。
「このワインは・・帝国産の香りと味がする。」「へえ、分かるの?」
「ああ。この熟成度、程よい酸味・・口に残らないスッキリとした粘性、間違いない。そうか・・帝国本土の安価で大量に流通するワインがミューンズドヴルメでも主流になるとはな。」しみじみと語るシンのワインへの熱量は私には理解出来ないが双極半島を旅しながら利き酒を楽しむ人生というのも悪くない。
「じゃあリシャーヴ産は比べて高級品って事??」
「流通量が少ないからな。味の好みは人による・・・安いからと言って不味いとも限らない。」
「くぅぅ~~っぅ他人の金で飲むビールは格別の味だぜっぅ!!!!」喜びを爆発させるウィルに「アンタって正直者よねー」横から小馬鹿にするように茶化す。
「ラガーか??」「いやエール酒だよ。ラガーなんて飲んだ事もねえ。」
「ウチのビールはラガーだよお客さん!!!」
「アッハッ・・」「はっはっは・・」全員がドッと笑い転げる。
「ヒィーッゥヒッヒッヒ・・アンタって酒に関しては馬鹿舌なのね・・フフッゥ」
「なっぅ・・なんでいっぅ!!!!こちとらドワーフじゃねえんだ、ビールに拘りなんてねえよっぅ」
「兄ちゃんの負けだよ、諦めな。」ポンと肩を叩くズクラッドも、プークスクスと笑っていた。
「あー・・これは・・調和のとれた味わいと滑らかな喉越し、卓越した香気・・」珈琲を口に含んだ私は目を閉じながら深く味わい・・「深炒り中挽きキトリニア産の珈琲豆ね!?」叫ぶと「当たりっぅ!!!お客さんが初めてだよ産地まで当てるなんて。」
「フッフーン、珈琲を愛してるならこれくらい簡単よ・・」鼻高々に勝利の香りを嗅ぎながら得意気に語るが従者達の反応は思わしくない・・
「あら?何よ誰も褒めてくれないの??」「うるせえコーヒー馬鹿。」
「ちょっとウィル!何よその言い方はっぅ!!!」
「まあまあ・・ワシ等からしてみれば食事時に珈琲飲むのはちと理解が及ばぬからのぉ・・」この似非神父がウィルを擁護するのはいつもの事だが今回は余計に腹が立つ。
「誰がカフェイン中毒ですってぇぇ!?」思い出すかのように怒りをブチまける。
「まぁ・・そのなんだ、双極半島では珈琲はメジャーじゃないからな・・」
シンまで何処となく歯切れが悪い。
「あーあー分かったわよ珈琲党は私一人で少数派なんだから!!!」
プイと顔を背けてふくれっ面をした私に「コーヒーは昔は悪魔の飲み物って言われてたからね・・」ズクラッドがポツリと何の寄り添いにもならぬ一言を呟く。
料理が次々にテーブルへ運び込まれて来た。
「ほっほう、絶望スパゲッティとやらはイワシを乗せてトマトソースとオリーブオイルで合えた一品か、美味そうじゃねえかっぅ!!!」歓喜の声を上げたウィルが早速貪り食う。
「うめぇっぅウマっぅ」「これの何処に絶望の要素があるのかしらね・・」
「エリューヴィン、野菜たっぷりの鶏肉グリルは皿を追加で頼むか?」
「別に・・・そのまま一緒に食べましょ。同じ釜の飯を食う仲間よ。それとも遠慮する仲だったかしら??」
「・・そうだな、お前さんが良ければ問題ない。」「店主、スプーン追加で。」
2人でスプーンを手に取り料理を静かに口に運ぶ・・野菜と鶏肉とチーズの調和が口内に膨らんだ。
「あら美味しい。」「うん・・これは美味だな。」
私達が黙々と食べ続ける隣で「おぉ・・このホッケは濃いめの煮汁が甘辛くて枝豆が進むわい・・」ナッセルの爺さんが満足気に頷く。味付けが濃い焼き魚や煮魚が大好物の爺は塩分過多でいつポックリ逝っても不思議ではない。精進料理がお似合いだ。
「本当にミニサイズだ・・」
ズクラッドがこじんまりとした丼を眺めて呆然としていた。
20分後・・「喰った喰ったぁ~、晩餐会は遅くして貰った方が良いなこりゃ・・ゲェェッゥ」汚らしいゲップをしながら腹をさするウィルが醜悪で見るに堪えない。
私はしかめっ面をしながら「欲張って一人前食べるからよ、この食いしん坊。」
毒付くが「へへっぅ・・舐めんじゃねえ、俺の胃袋は宇宙だ。」訳の分からない事を言い出す。
「好意で奢られたら十二分にそれに応えるのがリシャーヴョンの流儀じゃ。その点おぬしは毛色が違うからのう・・」
「はいはい、どうせ私は生粋のリシャーヴョンじゃないから。分からなくって当然よね!?」ナッセルの物言いに反骨意識剥き出しでそっぽを向いた。
「お前さんは安易に他者へ迎合せず勝気だからな。何処へ行っても悪目立ちする。風貌も、性格も。」シンの批評に「私は私よ・・従順で物静かで思慮深く行動力もあるアンタなら何処でもやってけるでしょうね。でも私はアンタみたいに成れないの。仕方ないじゃない。」あっけらかんと返す。
「お嬢さん、双極半島の者じゃないね??南方の出身かな?」店主が私の褐色の肌を不思議に思ったのだろうか問いかけてきた。「・・かもね。出自は不明なの。」
「どちらかと言うと北方のオウガの血筋かもな。」
珍しくウィルが博識な事を言う。
「だとしたらその人間にあるまじき剛力も納得じゃな。」
「・・・オウガは絶滅した。生き残りが居るとは思えん。無駄な論議だ。」シンが会話を打ち切った。
チラと時計を見やるとまだ時間はある・・・
「おチビちゃん、少しいいかしら・・?」
「ん?何だいお姉さん。」
「今すぐ裸になりなさい。」
「へ?やだなあ・・お姉さん酔ってる??」
「聞こえなかった?今すぐ!!裸になりなさい!!!」
ズクラッドはビクッゥと震えるも「冗談・・だよね??」上目遣いで許しを乞う。
「脱げないなら脱がしてあげるから!」
私はズクラッドを一気に押し倒すと無理矢理衣服を剥ぎ取って行った。何かズクラッドが喚いているが知った事ではない。
「おいおい・・そんな趣味があったのか、我らが騎士様は・・公然レイプじゃねえか・・」
「馬鹿な事言ってないで全てのポケットと小袋を調べて。裏ポケットもよ。」
私の足元で裸になったズクラッドは涙を浮かべながらガクガク震えて怯えている。抵抗する気力もなさそうだ。
「なんだこりゃ??薬だらけだぜ・・」テーブルの上に小袋が大量に並べられた。投げナイフも3本ある。
「ナッセル!チェックお願い。ウィルじゃ覚醒剤かどうか判別付かないわ。」
「なるほどのう・・そういう事か・・ワシに任せなさい。」
「ムッゥ!!こりゃイカン、こやつ4袋も・・ディバインサンドにビヨンドヘヴン、ドラゴンの吐息・・覚醒剤のオンパレードじゃ。明らかに所持上限量を越えておる。運び屋かも知れんぞ。」
「おチビちゃん・・出国の時に隠してたわね?」
「う・・うう・・・ヒックッゥヒックッゥ・・」泣き出したズクラッドに全員沈黙するが同情は禁物。
「悪いけど全部没収するわ。今日から毎日持ち物全てチェックするから。任務中は薬物禁止よ。それが出来ないなら・・契約違反で今すぐ帰国しなさい。前報酬だけは勘弁してあげる。」そう冷たく言い放つと私は下着と衣服を投げ捨てた。
震えながら衣服を着るズクラッドを見て「なあエリューヴィン、あまりにも可哀想じゃないか??」ウィルが甘い事を言い出した。このすぐ情に流される軽い男が。
「可哀想??もしバレたら罪に問われるのは雇用主たる私もよ。自衛して何が悪いかしら??」
「そりゃ・・それなら仕方ないけどよぉ・・」
「ウィル、これはエリューヴィンとズクラッドの契約上の話だ。俺達が口を挟む事じゃない。」シンが諭すように言い尚も納得がいかない様子のウィルを引き剥がした。
「良いかしら?おチビちゃん。代わりに・・我慢出来たらご褒美として成功報酬を1ラディール上乗せしてあげるわ。」
急にパァッゥとズクラッドの顔が明るくなり「ほんとぉぉお!?やったぁぁああっぅ!!!」泣き腫らした顔がみるみる笑顔になる。
「1週間と少しくらい我慢してみせるよ!!!オイラ頑張るからっぅ!!!!」「その意気よ。」
「良かったなぁ、坊主。」ウィルに頭を撫でられて「えへへ・・・」ズクラッドはニヤケ顔でまんざらでも無い気分のようだ。
「さあみんな!もうすぐ出発だからトイレは今の内に済ませておくように!馬車の中でお腹が痛くなっても知らないわよ。」
そうして各々がトイレに行ったり煙草を吸ったりで、適当な雑談をしながら時間を潰した。
しばらくして扉が開き「準備が整いました、御都合が良ければ出発致します。」
隊長が申し出る。
「さ、行きましょう。」私達は再び馬車へ乗り込み快適とは程遠い州都レアウルスへの旅路を再開した。
ガラッゥガラララッゥガララッゥ雨の中を全速力で飛ばす馬車はガタガタ揺れる。
「こんなに急いで・・馬を使い潰す気かしら??」
「ミュータンポで馬を交換したのかもな。それでも身体強化呪文は心臓や四肢への負担が大きい・・寿命はかなり短くなるだろう。」
「ふーん・・・ところで話は変わるけどレアウルスに行った事は??」私は窓から外を眺めながら口にした。
「ああ・・昔に一度だけ。何の変哲もない静かな街だった。当時はな・・」
「そう・・」私達は駆ける馬車の振動と音を無言で聞き入って沈黙する。
無駄なお喋りを好まないこの男との静かな旅というのは何処となく波長が合う。
「この地に伝わるクリンピアの雑炊という逸話を知っているか??」唐突にシンが問うてきた。
「何それ??」
「・・その昔、貧困者に雑炊を振舞うクリンピアという人物が居てな、ある日豪華な騎士が列に並び雑炊を振舞えと乱暴な物言いで要求した。クリンピアは貧者にしか振舞えないと断ると騎士は怒りを露わに剣で脅して来た。クリンピアはなるほど確かに貴方の心は貧しい・・雑炊を食べなさいと応じた。しばらくして騎士が戦争で敗北し落ち延びて来て3日何も食べてない、雑炊を振舞って欲しいと要求するとクリンピアは貴方の鎧と剣を売れば良いでしょう、と答えたが騎士はこの鎧と剣は騎士としての証であり誇り。何物にも代え難いと言い放ち、クリンピアは貴方はその誇りが故に貧しい・・雑炊を食べなさいと応じた。数年後、騎士は多くの部下を引き連れ再び姿を現すと雑炊を要求した。戦争で決戦が近いが食料が足りぬと。クリンピアは貴方はその権勢欲が故に貧しい・・だがこの国を治め今後この雑炊より多くの貧者を救うと約束してくれるなら・・良いでしょう、存分に雑炊を食べなさい、と応じた。予言通り騎士は勝利し国を興し庶民の暮らしやすい治世を行った。後日騎士はクリンピアに会いに行くと約束は果たした、まだ雑炊を振舞ってくれるか??と問うた。クリンピアはいいえ、今の貴方は貧しくありません。雑炊はもう必要ないでしょうと返した。以上だ。」
「へえ、何だか教訓めいた逸話ね・・私達には雑炊が必要かしら??」
「かも知れんな。」
それから2時間が経ち・・私は時折小説を取り出すと数ページ読んでは元に戻しを繰り返してシンと何気ない会話をしつつ時を過ごした。
「いよいよランツィ公と対面だな・・心の準備は出来てるか?」
「ええ。とても嬉しい反面複雑な心境だけど・・・まずは家族としての親愛の情を示したいわ。4年も会ってないから。」
シンは憂鬱そうに両腕を組んで「家族か。俺には関係ない話だな。」吐き捨てる。
「あらシン、アンタにも家族くらい居るでしょう?」
「全員死んだよ。両親は連邦の旅の途中で山賊に殺されたと、風の便りで聞いた。妹は冒険者ギルドに所属していたが・・リシャーヴで病死した。」
「それは・・ごめんなさい。何て言っていいか・・」
「気にするな。流浪の民リーヴェの末裔の命なんて安いモノだ。」
私は真剣な顔でシンを見つめると「私は・・アンタの命が安いだなんて思わない。一度足りとて思った事もない。家族の代わりにはならないかもだけど・・・私達はかけがえの無い仲間よ。」そうハッキリと意思を伝えた。
「そうか・・そうだな、エリューヴィン・・お前さんと出会えて幾分か心に静寂が訪れた気がする。」
ふぅと私は溜息を付き「アンタにとっては幾分かも知れないけど私からしたら全幅の信頼を置いてるわ。」
「フッゥフフ・・」シンは少し笑い言った。
「お前さんは人が良いからな。」「それで構わないわ。」
更に2時間後・・カラッゥカラッゥカララッゥ・・と馬車の足が軽くなり大きな館の前で停止した。
扉が開き「長旅お疲れ様です、レアウルス太守の館に到着しました。」
馬車の外に踏み出ると沈みゆく夕日が射してくる。
「もう日が暮れるわね。収穫が何も無いまま遠征3日目も終わりだわ。」
「ランツィ公に招待されただけでも十分じゃないか??」
「まぁ・・見方を変えればそうとも言えるかしら。」
後ろの馬車から3馬鹿が飛び出して来る。
「うひょーっぅデカい邸宅だな・・これが太守の館か・・」
「オイラトイレに行きたーい!」
「窮屈な馬車で背骨が曲がってしまったぞい。」任務中というのに気楽なものだ。
「爺さん元から曲がってるじゃない・・身体も性格も。」
「ほっほ・・これ、誰が性格がねじ曲がってるじゃ・・これ以上曲がったらワシャ引退じゃよ。」
キィィィ・・・衛兵が左右から門を開き、隊長が「ささ、どうぞお入りください。荷物は我々がお預かりしましょう・・英雄ランツィ公がお待ちです。」言われるがままに門をくぐり抜け噴水が流れる庭を通って玄関前へ辿り着いた。




