紅き剣と蒼き盾の物語　外伝（チートな幼稚園児のマリア王女が異世界の帝国から日本でＪＣに転生しちゃった！）

　　ゴロタ帝国が、世界に君臨する大帝国になってから３年、国民は平和と繁栄を享受していた。

　　「世界の全てを統べる者」と人間の間に生まれた娘マリア。望まれてはいたが、生まれてはならなかった子だ。

　　人間である母は、自分の命を捨ててマリアを産んだ。残されたマリアは、父から与えられたアンドロイドの母を本物の母と信じ、我がまま一杯に育って、もう５歳になった。

　　だが、１２月２４日、聖夜の日、異次元空間に転移してしまう。そこは２０２０年の日本だった。

　　マリアは、元の世界で持っていたチートな力を全て持ったまま、『厨二病』真っ盛りの中学２年生『麻里亜』になってしまった。しかしマリアには重大な秘密があった。そう、彼女は父と同じ重度なコミュ障だったのだ。

　　本編「紅き剣と蒼き盾の物語(コミュ障魔王と残念エルフの救世サーガ)」の『外伝』が始まります。エッチシーンはありません。何といっても、主人公は幼児ですから。