第参話
声のする方を向くと誰かがいた。
「えっと......誰ですか?」
「僕は謎守冥。みんなは会うのは三回目かな?」
「冥さん、きてたんですか。で、みんなって誰の事いってんの?」
「すまないね。君たちにはみえてなかったね。わすれてくれ」
冥さんは何を言っているのか、僕にはわからなかった。まぁ、冥さんは気にせずに話を続けているが。
「そんなことより! このアパートの事についてだよ。ここは怨霊、悪鬼、亡霊、邪神とかが住んでるっていうアパートなのだ。そこのつよしくんは怨霊、黒兎は黒鬼なんだよ!」
「おい! 何ばらしてんだ冥!」
黒兎さんは少し怒っているようです。それを冥さんは楽しんでいるようでした。
僕は何となく分かっていた。分かっていたけど、本当にそうだとは思わな......気にしてはいけない。
今、目の前で冥さんが消えたけど......
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なんやかんやあり、自分のへやに帰ってきました。
「ただいま。って誰もいないけど」
「うん。おかえり。僕がいるよ」
「...........うゎぁぁぁああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」
「やぁ、今日からここに住まわせてもらうよ! よろしくね。.......そうだ、洗濯とか料理とかは僕がするよ。家賃代わりにね」
そんな感じで冥さんと同居することになりました。
僕は幸太君と同居するけど、何もないよ。だって僕、性別ないしね!
著:遅くなりました。まだまだキャラいるので頑張ります。よろしくお願いします。