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呪文  作者: 蓮田 れん
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わたしのはなし①

挿絵(By みてみん)

どうして、こんなことになったのだろう。

それが、私が最後に考えたことだった。

雨が降っている。

私の血は、アスファルトの溝に吸い込まれていく。

めくれ上がったスカート。

不自然な角度に捻じれた、時計のある右手。

乱れて広がる長い黒髪。

――最低。

潔癖症の私には耐えられない光景で、直そうと手を伸ばしたが、もう身体は言うことを聞かなかった。

血は流れ続ける。

けれど、どれだけ流れても、もう関係ないらしい。

私は自分から視線を外し、屋上を見上げた。

目が、あった。

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