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3/7

3 気づきと頭痛

書き直す場合があります。ご了承ください。

その直後、頭に鋭い痛みが走った。

「――っ。」

「お嬢様?! 大丈夫ですか!」

視界が歪み、次の瞬間、目の前が真っ暗になった。


*****

「先生、この作品、本当に素晴らしいです! これからの展開が楽しみで……!」

「『悪女と呼ばれた少女の結末』を担当してくださったのが佐山さんで良かった。佐山さんだから、ここまで売れたんです。本当にありがとうございます。」

「いえいえ、こちらこそ。こんな素晴らしい作品を担当できて光栄です。よかったらこの後、焼肉でも行きませんか?」

「いいですね。行きましょう。」


――佐山。

――『悪女と呼ばれた少女の結末』。


何か、大切なことを見落としているような気がした。

*****


「……お嬢様。お嬢様! 大丈夫ですか?」

「……アリア……。」


そうだ。思い出した。

私はこの世界の人間じゃない。


元は平和な現代で暮らし、編集者として働いていた。

そして、ここは――前世の私が肌身離さず持ち歩き、何度も読み返した、大好きで、そして担当していた小説の中の世界。


こんなこと、あり得るのだろうか。

いや、そもそも、なぜ私はここにいる?


理解できないことばかりで、頭がどうにかなってしまいそうだった。

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