知恵と権力
幸運と言うものがあるならば
これ以上はないであろう。
不幸と言うものがあるならば、これはその不幸であろう。
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新人VTuberと繋がりたい。
は、一人の神とこころきゅんを結び付けた。
その神は、知恵の女神
テアナ
大神の頭から生まれたとされる女神である。
ぎりしゃのどこか。
知恵の女神の化身、少女は言う
「そんな訳で、お母さま。
こころきゅんを推すために協力してほしいのです」
「私が生んだわけじゃないのにお母さまとはずいぶんだね?」
この女性は権力の女神。
大神の妻。
父の妻であるならば母であろう。
そう、知恵の女神は、少女は、
母を、権力の女神である女性を利用しようとした。
「これは、お母さまにも益のある話です」
「ほう?」
話を聞く気になった母に娘は言う。
「お父様の暴走を止めるためにも私が家でこころきゅん担当にしませんか?」
「こころきゅんは、男の子だよ。いくらアレでも、口説きに行かないさ」
「こころきゅんが、その程度だと?」
「それほどか」
「はい、それほどです。
そして、お父様が女体化するのは確実と言えましょう」
「人妻が、行くわけにもいかないだろうし……
わかった、協力してあげる。
だから……」
「わかっています。
かなりの、幸運が重なればわが家にこころきゅんを招待します」
「ふふ、これは楽しみになって来たよ!」
「はい、盛り上がってきました!」
「アバターや、事務所はまかせな。
私は権力の女神!
権力を作ることが、担当さ!」
こうして、知恵の女神が
大神一家のメインヒーローとして参戦することになった。




