ムオンとアンヴァ
さきゅばすである、ムオンと
吸血鬼であるアンヴァは
現実世界で遊んでいた。
配信ではない
普通の、ウインドウショッピング
しかし
それは、
1人の調子に乗ったバカが増やした吸血鬼が暴れていた。
そして
その暴徒は、ムオンにまで襲い掛かって来た。
が
「ふぅー。
危ない、危ない。
ぶつかる前に幻影化する
これくらいならあーしも出来るよ」
そのムオンが
一息ついていると
暴徒である吸血鬼はかってにしゃべり始めた。
「すばらしい。
やっと、同じ異形
同じ強さに出会えた
君を、ワタシと同じ
カテゴリーAランク以上のモンスターと認定して
全力で戦おう」
そう、つぶやくモンスター。
「ひぃ!
平凡なさきゅばすのあーしは
そんなに強くないんですけど」
ムオンの悲痛な叫びもむなしく
調子にのった暴徒は
吸血鬼は、ムオンに襲い掛かる……
かに見えた。
「……うるさーいー」
なんと、アンヴァが
吸血鬼を片手
利き腕である右手だけで掴んでいる。
「ぐあ
なんだ、なんなんだ、この力は
ワタシは警察もモンスターハンターも倒してきた
Aランクのヴァンパイアだぞ!?」
霧になっても、コウモリになっても
ヴァンパイヤを握った手をすりぬける事が出来ない。
「あー……
この方は正真正銘の吸血鬼の姫ですものね……」
個人情報に配慮したムオンが
血筋を、ぼかしつつ
どれほど高貴かを説明する。
「そうでーす。
カテゴリーエラーのプリンセスでーす」
その意図をさっして
アンブァがピースサインで答える。
「せんぱーい。
これ
どうしましょうか?」
「えっと……
このままこの地域の法的期間に渡したいんで
無力化できますか?」
「かしこまりー」
そう結論づいた
とたん
暴徒である、吸血鬼の羽を引きちぎり
まっすぐの伸ばして簀巻きにする。
左腕を引きちぎり
その断面から見えて骨を先端に
暴徒の吸血鬼を地面につきさした!
「……いった。そう」
思わずムオンが顔をしかめる。
「これ……もう助すからないんじゃ?」
ムオンの心配にも
「これが、言うようにAランクなら平気。
D以下ならだめかも?」
「……信じるしかないかー」
そうして
2人は、危ないながらも
人間の繁華街を楽しんでいったのだ。
おまけ
「人間界に、結構みんなきてるー?」
アンヴァは、そう疑問をぶつけるが
「ほとんど、来てなませんよ。
これるのは、あーしみたいにちゃんと送ってくれる高位存在がいるか
アンヴァちゃんみたいに、超がつく上位者当人ですから」
「そーなのー?
じゃ、あれなんなんだろー?」
「なんでしょうね?」
吸血鬼が……
超常のものが人間と積極的に交際するようになって10年。
調子にのった、変な奴がうろうろしだすフェイズに世間はなったようだった。
おまけ2
「お爺ちゃん、そんな事がありました」
魔王である、お爺ちゃんに
人間界にいた、暴徒
吸血鬼について話すアンヴァ。
「……なるほど
政府ではなく、民間の旅行会社が増えたからのぉ
こういう事も起きるか。
鎮圧したのは、よくやった。
向こうと揉め事を大きくするのもまずい
重ねて言うがよくやってくれた。お小遣いをあげよう」
「やったー」
そうして、アンヴァとしては
調子にのった、ガキを1人簀巻きにしただけでお小遣いが貰えて喜んだ。




