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コロッセオ

 配信。

その画面に

かってない、勝負が繰り広げられていた。


 VTuber事務所【Deadly Sins heart】所属の

悪魔系VTuber

通称、バフォ様。

 それに

闘う神として、知名度をこれでもかと稼いだ

戦いの神アクス


 この2つによる

ギャンブルが行われていたのだ!



『戦神よ!

汝の持ってきた、魂と

われの持つ魂で、ともに戦おうぞ』


額に五芒星を刻印した山羊の頭に鳥の翼を備えたアバター

バフォ様が

重く

深い声で語りかける。


『おおよ。

俺を信じる魂による。

決闘士グラディエイターで勝負だ。

当然

賭けるのは……』


今年の収益、全額。




 コメント欄

名無し:これは盛り上がって来た。

名無し:ちゃんと、コロッセオが見える。

名無し:現実ではない……?

名無し:魂っていってた

名無し:過去の英雄か?

名無し:まさしく、手駒にされているのか……



『さぁ、われを信じるものよ

全額賭けるが良い

必ずや、倍にしてみせよう』



『こと、闘いにおいて

俺は、絶対だ。

悪魔なんかにゃ負けんぞ』


悪魔と

戦いの神

持ち寄った魂

2人の人間が

代理として、まさにコロッセオでの

決戦が、今始まると思われたが……


『ちょっとまった!

賭け事なら

俺も参加するぜ!』


そうして、声をかけ

かけつけたのは、盗賊の神マクス。


『俺に協力してくれた魂。

参加

問題ないよな?』


『うむ、人であるのなら問題なかろう』


『こちらも、問題ないぜ

1対1だけが、コロッセオじゃないからな』


悪魔と神が同意した以上

この戦いは、みつどもえになった!


『では、紹介しよう!

わが弟にして12の試験を突破した大英雄

ユノクレスだ!』


『GA OOooo!』


筋骨隆々のトーガを纏った高潔な青年がそこには居た。


『って、それはずるだろう?』


戦いの神は言う。


『うむ、悪魔でもここまであからさまなインサイダーはせぬぞ?』


悪魔も同意する。


『うるせぇ!

お前ら、同意したじゃねぇか!

そもそも、ユノクレスは

大神である父さんも

権力の女神である、母さんも人間って言ったんだ。

だから、これは人間だ』


盗賊の神

マクスがそう言うが


『正論だとしても……』


『これはなぁ……』


戦いの神と

悪魔がそろって

ずる

と、言うしかなかった。





 結局

先に同意をした以上

参加を認めぬわけにもいかず

さらに、掛け金も決めていた以上

神にも悪魔にもどうする事が出来なかった。

当然

ユノクレスは圧勝した。


『ありがとう、ありがとう、ユノクレス』


『納得いかねぇ……』


『まったくだ』


 喜ぶ、盗賊の神マクス。

疑問符を浮かべる戦いの神アクス。

そして、悪魔バフォ様。

無一文になった、彼らは

再戦を約束して

この勝負は終了した。





 おまけ


 コメント欄

名無し:賭け方がわかんなかった……

名無し:いや、ユノクレスが出るのはずるだろう

名無し:結局、負けなかった

名無し:無料で、こんなすごい戦い見れたんだから実質勝ちでは?

名無し:たしかに!


 視聴者たちは

神々が運営するコロッセオの賭博札の買い方がわからなかったため

助かったのだった。

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