キューブパズル
配信。
天地魔心くんは、
なぜか、キューブパズルにはまっていた。
『この、カチャカチャする手の感覚。
配信でも伝わる音
そろったと言う達成感
はまっちゃうんですよ』
コメント欄
全知全能:一生懸命なこころきゅん、てぇてぇ。
1人の固定ファンとともに……。
VTuber事務所【Deadly Sins heart】
所属VTuber
さきゅばすさんのムオンは
この配信を見ていて感動していた。
「えっろ……
やっぱり、こころきゅんが
手で、なにかをいじり倒しているの
エロスだわ……
あーしも、いろんな所をさわったり
こねたりして欲しい」
「……わしが言うのもなんだが
その願望は、表現できないエロスではないかね?」
ムオンの発言に
上司である魔王が答えた。
「あーしをエロス担当で
VTuberにしたのは、お前だろうがぁ!」
「口が悪くなりすぎだろう
やとわれの分際でぇ!」
「丁寧に対応していて
VTuberなんてできるかっ!
あーしも、キューブパズルやるぞ」
そう、たんかを切っていた。
「……意味あるのか?」
「好きな人と同じ事をしたい
魔王にはわからない?」
「……わからない」
そうして、ムオンも
キューブパズル配信を始めるのだった。
コメント欄
名無し:ムオンちゃんの悩ましい声
名無し:あーでも、ないこーでもない、ぺろぺろしたい
名無し:悩んでるって来るものがあるよね
名無し:わかる。
名無し:わかるんだ……
名無し:……わからない
名無し:わからないけど、ムオンちゃんはかわいい。
そんな
極所的なブームの中
1柱の女神を涙を流していた。
居るんBOSS
所属
知恵の女神テアナ
である。
『ぐすん、ぐすん』
コメント欄
名無し:ああ、なかないで、テアナさま
名無し:パズルなんてしないでも良いんだよ
名無し:俺達にはわからない事で悩んでる
名無し:乙女の涙、てぇてぇ
名無し:わかる
名無し:それはわかるけど、テアナ様の悩みがわからない
『どうして、どうしてなの
私には、一目で正解ルートでわかってしまう
パズル……
キューブパズルの楽しさがわからない』
知恵の女神らしいパズルを楽しめないと言う悩みだった。
『これで完成。
でも、きっと違う
完成させるのが楽しいゲームじゃない気がする』




