美神とコラボ 創造チャンネル その4
画面には
愛しのこころきゅんがいるなか
美の神の化身である
ヴイーズは
かってない緊張につつめまれていた。
その歌声と技術から
讃美歌のスペシャリストとして実力を認められ始めた
こころきゅんに
自分の趣味で、ヴイーズはコラボ楽曲を依頼した。
依頼内容は、自分である美の神への讃美歌である。
これをこころきゅんに歌わせることによつて
自分を"賛美"してもらえるのでは?
と、考えたヴイーズは
自分の今の状況をまったく想像せず依頼した結果
これだ
「ヴイーズさーん?
ミュートですか?
トラブルですか?」
愛しのこころきゅんが自分に話かけてくる。
興奮で頭が白くなるなか
これ以上の心配をかけるわけにはいかない
と、ヴイーズはしゃべり始める。
この時の事をまったく覚えてない
が
配信前の会話から録画されていた
この奇跡をおこしてくれた
配信ソフトのデフォルト設定を神に感謝した。
うたのリズム
音程楽曲の使い方
お互いのチャンネルで配信して
収益した場合の取り分などは
ミエルと言う天使長系には、スムーズにいったことへの感謝か
一緒に悩めなかった事への、恨みか
ヴイーズはわからなくなった。
自分への
美の神への讃美歌は、ちゃんと高評価だった事を
こころきゅんが喜んでくれたので
一切の嫌な事を忘れた、ヴイーズであった。
おまけ
薄暗い室内。
2人の男性が、ベッドで仲睦まじくしている。
1人は、アイゼル。
1人は、アクス。
同僚である。2柱は当然のように一緒いた。
「しかし、こうしていると不思議だね」
口を開く、アイゼルに
「あん?」
アクスは、話の繋がりが見えずに口をあけて
何を言ってるんだ?
と、表明するしかなかった。
「いや、君は僕が好みだと口説いていたと思い出してね」
「お前、そりゃ。
アフロディーテのころの話だろう」
「僕としては、同じ僕なんだけどね」
「本人はそうだとしても
女神アフロディーテと
美神アイゼルは、性別だって違うだろ?」
「うん。
違うね。だが同じだ」
そう言い切るアイゼルに
アクスはさっぱりわからんと
両手を上げて話を打ち切ろうと部屋から出て行こうとした。
「それを証拠に
美神ヴイーズは、ちゃんとあのころのままだよ」
アイゼルを
配信画面をつけた
女神ヴイーズが、あのころの美貌のまま微笑んでいる。
「男も女も
両方体感するってか?欲張りなこって」
そうアクスに告げられてアイゼルは
せっかく画面を見つめているんだし
と
配信を開始する事に決めたのだった。




