海の神
ポセイどーんは
かってないピンチに陥っていた。
漁船の投網にかかる趣味を持つ
海の神ポセイどーんは
親(神)族が集まっていると言う理由で日本に
日本、近海に来ていた。
そこで、魔が差した
差してしまった。
何時ものギリシャ近海ではないのに
投網にかかったのだ
ここまでは、何時も通りだった。
そして、何時ものように人語を話
豊漁を約束して、離して貰おうとした
が
日本人は、ギリシャ人と違った。
「しゃべった」
「この魚しゃべったぞ」
「これは、縁起が良い。鍋にしよう」
「んだんだ。鍋ならみんなで食える」
そう、漁船の乗組員は口々に言いだしたのだ。
「まて、待ってくれて
わしは、海の神じゃ
ほら、人と同じであろう」
と、上半身を筋骨隆々のおじいさんに戻した。
だいたいの人が思い浮かべる、海神スタイルである。
日本人には、効果が抜群だ!
ただし
ポセイどーんが思っていたのとは、逆の意味で
「人魚だ」
「これは、人魚だ」
そう、驚きに隠せない漁船の乗組員に
ポセイどーんは満足気に
「そうだ、人魚だ
さらに、人魚よりえらい神様であるぞ。
わかったのなら離すが良い」
そう威厳を込めて言うが……
「人魚を食べると不老長寿になると言うぞ」
「わし、かかあと子っこつれて来たい」
「わしも、わしも」
「腰を悪くした、ととさまとかかさまにも効果ありそうじゃ」
漁船の乗組員は言いだした言葉に
さすがの、海の神も顔を青くする。
「た」(ポセイどーん)
「た?」(漁船の乗組員)
「たーすーけーてー」(ポセイどーん)
そう、ポセイどーんが泣き言を言い始めた時に
女神があらわれた
「真面目に、働く漁師たちよ。
その人魚は、私の弟です。
離してあげてください」
そう、家庭思いの長姉ティアスが雲の中から現れた。
これで、ポセイどーんは助かったと思った
しかし……
「ずいぶん、ちんちくりんの観音様じゃのう……」
「だが、胸が大きい。
バランス悪くないか?」
ありがたみを感じない漁師たちに
さすがのティアスもキレた。
「なっ!
君ら、民族がボクをこんなんにしたんじゃないか!
それなのに、見た目のバランスが悪いとか
良く言ったな!」
そんなキレたティアスにも
「おお、怒ったぞ」
「おこったが、かわいいぞ」
「うむ、孫みたいじゃ」
「孫の嫁にどうじゃ」
漁師たちに好き勝手言われるティアスである。
「孫の嫁って、たしかに良く言われるけど!
なんか、なんか違う!
もうめんどくさい!
かってにさらっていく!!」
そうして、怒りをあらわにしたティアスによって
ポセイどーんは回収され。
居るんBOSSに帰還した。
おまけ
大神は言う
「なにが、かなしゅうて
じじいの鍋など、食べたがるのか
どうせ食べるのなら、
処女神、長姉が良いのぉ」
弟のその発言にティアスはドン引きした。
「えぇ……姉を鍋にしたいとか
気持ち悪すぎない?」
「ええ……、これはない。ないと思います」
同意する娘テアナだったが……
処女神と言うと娘が2柱いる
その名前を出さないだけ
マシ
と、思ってしまう事に
弟と感性が近いんじゃないかと
落ち込む、
結婚・出産経験のある
yu-noであった。




