ライブ2Dデータ運搬会議
居るんBOSS
「と、言う事ですので
"私が!"
こころきゅんに届けますね」
豊穣の神として、限界化
VTuberとなったメルテが言った。
「なに、知れっと決めてるんですか
私が連絡したんだから私ですー
わーたーしー」
ほほを膨らませて
ちゃんとかわいらしく、不機嫌になっているテアナがいう。
「未成年が離島に行くには問題が多いです。
そこで私です
私は成人女性ですから」
ゆたかな胸を誇るように
メルテがテアナの目を見ていった。
「ぐぬぬっ。
ですが、それなら
お母さま、お母さまと行きます。
母娘でお出かけ!
普通、普通です、アイムノーマル」
テアナ勢いよく反対するも
「なんで急にばかになった?
テアナ、良くお聞き」
yu-noの言葉に納得せざるを得なかった。
「姉の言う事に逆らえる神などいないのよ」
「私たちに、
"順番"
は、強力に作用するからねー」
そう、聞いてるだけかと思われていた
ティアスが口を挟んできた。
「それなら、叔母さ」
「言わないよ、むしろボクも行きたい」
テアナの希望は
さらに人数が増えると言う失望で返された。
次回、時の姉妹と離島旅行編。
テアナ
「ちーがーいーまーすー
知恵の女神のデート編ですー」
yu-no
「さすが、私の娘。
第四の壁を超えたね」
メルテ
「生んでないんじゃなかった……?」
知恵の女神は大神の頭から鎧をまとった姿で生まれたとされている説を採用しています。




