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島在住のエルフさん

 森、

島には森がある。

山がある。

川がある。

エルフがいる。


 天地魔心くんが誕生して15年。

天地魔心くん在住の島にある山は

エルフの楽園と化していた。


 その島で一番の美女となった、エルフの少女。

ルーフェは期待に押しつぶされそうだった。


 ……どうして

どうして、私が尊きお方の花嫁候補なの?

最初は、日本に引っ越すよ。

と、言われて

おいしいものが食べれて

アニメが見れて

ゲームも出来て

インターネットも出来ちゃう

って、喜んだのに


族長は言う

「大きすぎない胸が良い」

みんなと違って、ちゃんと運動しているだけですぅ。


親戚の長老は言う

「引き締まった、腰! これこそ尊きお方と我ら一族の血を結んでくれるであろう」

毎日のカロリー計算のおかげですぅ、デブは嫌ですぅぅ。


日本に送ってくれた

エルフの神は言う

「その小さいお尻こそ、世間で流行っている

無駄に、グラマラスな我らのイメージを変えてくれるであろう!」

ちんちくりんって、言いましたかぁ?!

どうして……どうして

私なんですかぁぁぁぁぁ!!



 そう思うルーフェ

エルフと言う種族名のアナグラムまで与えられた少女は

今日も自己研鑽に励むのだった。



「尊き方の民

神民は、われらエルフこそがふさわしい!

信じているぞ、ルーフェよ」

今日も、そんなルーフェを族長は山のてっぺんから見守っているのであった。

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