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時の三姉妹

 居るんBOSSおるんぼす


 談話室。

ティアスにyu-no、

テアナがいる。


そこに一人の少年が現れた。


「はっはっはっ、時の三姉妹

最期に登場するのは、このボク

豊穣の女神、テルさ」


赤毛の美少年がそこにいた。


「なんで、男性なんですか……お姉さま」


その姿に

身内は、頭痛の種にしかならないのかと

yu-noは、ひたいに手を置いた。


「そんな事はどうでも良いのです。

叔母さま、私の話を聞いてください」


 男性体になった女神の事情などどうでも良いと

テアナが自分の事情を話し始めた。


「なるほど……

テアナは自分の魅力で

尊い人との暴走を止めたいんだね。

だと、したら僕の答えはNOだ!

結婚したい。

良いじゃないか、僕は応援するよ!」


「そうですよね。そうですよね!

未成年だからダメとかっていう

人間の都合が悪いでんですよね」


テアナの興奮に

話を聞いたテルの様子が変わる。


「いや、社会を敵に回すと大変だよ?

でも、尊い方を我慢させるのも忍びない……

なるほど」


そうして、何かを決意したテルは

グラマラスな女性になる。


「テアナの未成年が問題なら

かわいい姪のため

私がひと肌脱ぎましょう。

これでも、知恵・月・家庭と並んで

三大処女神と人気を得ていました。

尊き方

こころきゅんの最初の妻として何の問題もないはずです」


威厳の強い女神の登場に

テアナは異を唱えずにいられない


「なに、唐突にうらやましい事をしようとしているんですか!

だめです、だめです。

最初は、私!

私です。

叔母さまはせめて二番目

二番目にしてください」


そんなテアナに見向きもせず


「お姉さまもどうです?」


そう、女神となったテルはティアスに微笑みかけた。


「ボク?

あー、姉妹まとめて嫁ぐのかい?

たしかに、よくあった事だけど……」


と、考え込んでいるティアスにyu-noが


「私も?

私は、人妻なんだが?

お姉様達は処女神としての人気も高いから良いだろうけど……」


「別に本体じゃなくて良いんだよ

人界では、どうせ化身なんだし

新しいの作っちゃいなよ」


女神テルのだいたいな提案に

テアナは


「だーめーでーすー」


そう、主張するしかできなかった。

 うんちく

3大処女神

家庭の女神ティアス

知恵の女神テアナ

狩りの女神(未登場)

豊穣の女神の4柱です。


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