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閑話休題
「あぁ……良いよなぁ、お偉いさんは
こころきゅんを推せて」
「そうだよなぁ
天使長に、大神。
堕天使だもんなぁ
今更、俺達がいってもなぁ」
「なにしたって、勝てるわけないよなぁ」
「……はぁ」
「兄弟たちよ。
案ずるな、神の愛は無限だ」
「神じゃなくて、こころきゅんなんですが……」
そういって、全員が見つめたそこには
全知全能が居た。
「は?」
「もう一度言う、兄弟たちよ。神の愛は無限だ」
誰しも、誰しもだ。
その言葉は知っていても、それを本人が発するとは思っていなかった。
しかし、気が付くものがいる。
「そうか、神とは命とは」
「そうだ、兄弟たちよ。
はじめは一つだった。
たったひとつの命から、天と地が別れ
我らがいる」
「はい、わかります。
われわれは、こころきゅんに帰るんだ」
「兄弟たちよ、こころきゅんだ」
「はい、こころきゅんです」
そして、天使たちは全員
スマートフォンを持ち
彼の配信を視聴するのだ。
「ところで……視聴数が増えませんね」
「あ」
天界で1アカウントのため
こころきゅんの視聴数は増えなかった。
天地魔心の創造チャンネル
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