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焚火

 ぱちぱちぱち

焚火が、画面に映っている。

年末年始

焚火の炎を見る配信。

こうして、離島の良さをPRしている。

天地魔心くんである。


『はい。お世話になりましたし

来年もよろしくお願いします。

島の良さを

いろんな方との交流のきっかけにしたいと始めた

配信ですが

いろんな方に

世界はこんなにもいろんな方がいらっしゃると知れた時間でした』


 コメント欄

名無し:薪って良いよなぁ……

名無し:火が落ち着く

名無し:生物として間違っている気もするけど

名無し:冬の火って、みちゃうんだよなぁ


ぱちぱちと

火が燃えている。

火を吹いたり

火を出したり

寒さに平気な、いろんな存在が闊歩する

このVTuber業界に

あらたな火として

心くんは、存在を深く、静かに。

世界と交流していた。


 コメント欄

名無し:なんか火が大きくない?

名無し:いや、怖い、怖い、怖い。

名無し:火大きくない?


『キャンプファイヤーくらい大きくなりましたね。

暖かいってより暑い』


 コメント欄

名無し:大丈夫なの? これ

名無し:火事じゃない?

名無し:燃えてる燃えてる。


『火は、良いですよね

ぱちぱちと薪のはじける音とか』


 コメント欄

名無し:なんで冷静なの?

名無し:なれてるから?

名無し:問題ない、火加減なのか?


中略


『火を見る2時間

みなさん、ありがとうございました。

火を見てすぐ寝るとおねしょするそうですよね。

まだ早い時間ですので、みなさんも

いろんな他の配信を見たりするのが良いと思います』


 コメント欄

名無し:あんなに大きかった火が消えた

名無し;心くんより確実に大きかった火が消えてる

名無し:火が消えたんならもう寒いのでは?


『ああ、寒くはないんですよ。

まだ燃えカスが暖かかったりしますから』


 コメント欄

名無し:へー、そうなんだ

名無し:結局最後まで見ちゃった

名無し:わかる、焚火って見ちゃう

名無し:いや、見てた理由はあんな巨大な火がどうなるのか心配だったからだけどな

名無し:やはり、こいつも配信者か……

名無し:それ

名無し:うん、冷静に考えたらあの日の大きさはおかしい


『まて、見てくださいね』

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