シュレーディンガーの猫
私はシュレーディンガーの猫
不確実な存在
誰かに認識されないと
存在すら不確実になる
他者の認識によってのみ
私は存在する
他者によって認識されない時
私はそこに存在しない
誰かの娘であり、姉であり
誰かの同僚であり、顧客であり
誰かの知人であり、友人である
誰かの親友であり、恋人であろうか
貴方の認識によって
私は私を確実にする
私の認識する私は
その根拠を持たない
私はシュレーディンガーの猫
不確実な存在
私が存在するためには
貴方が必要
実際のシュレーディンガーの猫の考え方とは違うかもしれませんが、雰囲気だけ感じて頂ければと思います。