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姫様な彼女と僕  作者: 心
2/2

1話 始業式

キーンコーンカーンコーン♪


遠くからチャイムの鐘が鳴っている。


「ヤベ、これ遅刻じゃん。急げ楓!!」


「わかってるって寝起きのひとを急かすな。」


「お前だれのせいで遅刻しそうなのわかってんのか!?」


「え あんたが寝てたのを私が起こしに行ったのに起きなくってやっと起きたとおもったらのんびりご飯食べてたからじゃないの?」


「それはお前だ!!!!俺1度もお前に起こしてもらったことないしのんびり食べていたの自覚あんのかよ!」


そんなこといい学校についたすでに始業式は終わっているらしく生徒のみんなが教室に戻っている途中だった。


「お二人さん始業式から遅刻とはいい度胸じゃん。」


「あ、咲希おはよう。それが下僕がとろくて。」


「あははは 下僕って言われているよクロ。」


この子は 相原 咲希 中学校からの友達で仲がいい。見た目は背が高く172cmはある黒髪でロングで姉御肌なのでみんなに慕われている。美人系のひとで我が清涼高校のベスト3に入る。


「もう慣れた。楓の言葉気にしていると僕はいままで6回自殺しているよ。」


「いやにリアルな数字だな。」


「え じゃあ私の話、何も聞いてないの?」


そういうとなぜか楓は拳に力を入れていた。


「いや そういう意味じゃなくてですね。僕のようなものが楓様のお言葉なんてもったいなくてじゃなくて・・えっと その   痛っあああああああ。」


鼻を殴られた。少し涙が出た。本当は殴られたから泣いたのかはわからない。


「それより早くクラス表見に行こうや。」


それよりって 人が殴られたのに何もなかったようにするのか!


「そうね 早く行こう。」





クラス表の前に立っている俺は今これから1年無事に過ごせるかの瀬戸際に立っている腐れ縁なのか楓とは小学校、中学校、高校1年と全部クラスが一緒だった。そのたびに毎日いじめられ毎日枕を濡らしていた。

どうか 神様いるのであればどうか僕に平和と安息の場所を与えてください。

恐る恐るクラス表をみて自分の名前を探すと


「あった2-Bだ。そこはどうでもいい問題は1つ楓の名前は・・・・・・・・マジかよ。」


「お、またうちら3人一緒だな。」


「ほんとだ。クロまた一緒だよよろしくね。」


そういうと彼女は悪魔の笑みを浮かべていた。周りの男子は見惚れているものもいたが俺には恐怖しかなかった。


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