最初に
「起きろよ楓。新学期早々遅刻するぞ」
「うるさい。きもい。帰れ。」
もう そんなこと言われるのが慣れてしまった僕 柊 クロ。
今 起こしているのは、俗にいう幼馴染の 神林 楓 だ。
ゆっくりちなみに、こいつはものすごい金持ちのお嬢様だ。僕の家の隣に家があるのだが、こいつの家とくらべると自分の家が犬小屋みたいぐらい大きい。さらに、客観的に見るとめちゃくちゃかわいい。
身長は153cmと小柄でハーフなので髪が金髪なので人形みたいだ。かわいい系だ。だがこの性格なので僕はこいつを思ったことは・・ないとは言わないが5・6歳の時ぐらいだった。
「ああもう ささっとおkjるdf」
「いってえええええ!!!何すんだよ!!!!」
思いっきりすねを蹴られた。
「うるさい人間失格。さっさと出て行け。」
「わかりました。お嬢様どうぞごゆっくりして遅刻してください。俺は先にいきます。」
呆れ気味の僕はそのまま部屋を出た。
「どう クロちゃん楓起きた?」
「あ、リリさん 今日も無理でした。先に行くっていたけれど後が怖いんで待っていてもいいですか?」
この人は楓のお母さんだ。おばさんと言うと怒るのでリリさんと呼んでいる。生粋のロシア人で楓とは違い美人系の人だ。
「ええ どうぞ。 ふふクロちゃんもたいへんね。あんな子の幼馴染になるなんて。」
まったくですよ。なんであんな子が生まれたのですか?なんてことは口が裂けても言えないので、心の中で愚痴を言っていた。
コメよろしくお願いします。