2 手紙
(伊月君が隣にいるせいで全く授業に集中できない••••••。話したい、話したい、伊月君と話したーい! そうだ! 手紙を書けばいいんだ!)
(さっきから白井さんソワソワしてるけど具合でも悪いのかな? 声かけた方がいいかな••••••。でもその勇気はさっき使っちゃったし••••••。ん? 何だこれ)
(ふふーん、私が書いた手紙よ! さぁ、それを見てどんな反応をするのか)
(何だよこれ!? 『私は命を狙われています。助けてください』)
(これで伊月君とゲームのフレンドになれるはずよ! さぁ、話しかけて来て!)
「白井さん大丈夫!?」
「え」
「え」
(なになに!? そんな大袈裟に反応するの? 伊月君はそんなに私とゲームのフレンドになりたいのね!)
(何だよ今の反応は。命狙われてるのに『え』って軽っ!! 自分の命をもっと大切にしなきゃ! まさか、それができないまでに追い込まれているのか!? それなのに毎日学校に来るなんて••••••。なんて凄い人なんだ、白井さんは!)
(全然フレンドに誘ってこないじゃない。もー、こうなったら私が授業中だけど話しかけるしかないわ!)
「ゲームのフレンドになりましょう!」
「••••••何の話?」
「••••••••••••」
「••••••••••••」
(えーーー!! もしかして私、勘違いされてた!?)
(••••••何だ、ゲームの話か)