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カロヤカさんと残り35作
「はあ・・・はあ・・・4作も移管しても、まだ作品の残りが35作もあるだと!?」
ライト文芸部の部長、春夏冬天は、絶句して錯乱していた。
「天、あんたどれだけ書いたのよ?」
天の友達の宇賀神麗は呆れていた。
「部長、がんばってください。ニコッ。」
後輩の越後屋笑。最近では作り笑いの営業スマイルで、実は腹黒い性格の方が面白のではないかと思われている。
「部長、さっさと駄作のコピー貼り付けを終わらせて、ライト文芸部の話に戻してくださいよ。キャッハッハ!」
笑がずる賢いという個性を持つとなると、同じく後輩の小田急大蛇に、ドジっ子キャラというアイデンティティーが回ってくる。
「私が何も悩まず、何も考えずに、部長の代わりに、さっさと移管作業を行いましょうか?」
軽井沢花。彼女のことを人は、カロヤカさんと呼ぶ。何でもできるスーパースターだからだ。ただし、お化けは怖いという弱点はある。
「任せた。カロヤカさん。」
「カロヤカにお任せあれ。」
この一言で、朝ドラの主演と、流行語大賞を狙うのである。
つづく。




