表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/69

お正月にお餅を喉に詰まらせた幸せなおばあちゃん

2019年。新しい年がやってきました。

「ああ、今年も私は一人でお正月を過ごしている。さみしいな。」

 一人のおばあちゃんがいました。一人暮らしで、子供も孫もお正月になっても故郷には帰って来ません。

「食べきれないから、おせち料理も作らないし、黒豆をパックで買っただけ。はあ~。私はこのまま一人で死んでいくのね。」

 歳をとると家からも出ず、ただただ自分の寿命が尽きるのを待つばかりでした。これは何もしていない若い人も同じ気持ちですね。

「あ!? そうだ! お餅を買ったのよ! お餅を焼いて、お正月ボッチを楽しみましょう!」

 おばあちゃんはお餅を買ったのを思い出し、オーブントースターで焼いて食べようとします。

「お餅。」

 この時、おばあちゃんは何かを思い詰めたように考えてしまいました。

「お餅が膨れてきたわ。おいしそう。」

 おばあちゃんはお餅を見つめながら笑顔で涙を流します。

「私はお餅を食べて、眠りにつきます。これで、もう、一人で寂しい思いをしなくてもいいんだ。おじいさんは天国で私を待っていてくれるかしら。」

 おばあちゃんは箸でお餅を持ち、大きなお餅を口の中に入れる。

「う!? 苦しい!?」

 これがお正月に多い、高齢者のお餅を喉に詰まらせた自殺の真相である。2時間サスペンスの脚本家も思いつかないミステリー脚本。

「バタ。」

 おばあさんは床に倒れてしまいました。しかし、おばあちゃんは幸せそうな笑顔でした。

 めでたし、めでたし。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ