魔法と科学と次にドリームが来た!?
「私の追跡魔法で、おまえの位置は見え見えだ! くらえ! テラ・フレア!」
「なにを!? 私のGPSも、あなたの位置は正確に捉えているわ! 原子爆弾!」
「こら!? 神聖なるライト文芸部の部室で何を騒いでいるんだ!?」
笑と大蛇が遊んでいると、天部長と麗先輩がやって来た。
「魔法と科学、どちらか強いか戦って決めるそうです。」
「許す。」
「やめてちょうだい!? カロヤカさんも見てないで止めてよ。」
これが普通のライト文芸部の部室の風景である。
「おまえたち!」
「苺先生!?」
そこに顧問の伊集院先生が現れた。
「家事だけはやめてね。さらばだ。ワッハッハー!」
「怒らんのかい!?」
「あれで教師か?」
「苺ちゃんは、苺ちゃんだからね。ニコッ。」
「笑だけしゃべるのズルいぞ。キャッハッハ!」
「まさか!? 先生も出番がほしいから出てきただけなのかも!?」
伊集院先生の行動は不思議に包まれていた。
「さあ、文学の旅に出ようじゃないか。」
「カッコイイ!?」
「頭でも打ったの!?」
「悪い物を食べたんじゃない!?」
「救急車!? 救急車!?」
「私は言葉を口から声に出してはいけないのか?」
天は、たまに部長らしいことを言う。
「カロヤカさん、お化けだぞ。」
「キャアアアアアア!? お化け嫌い!?」
「カロヤカさん、おバカだぞ。」
「キャアアアアアア!? おバカ嫌い!?」
「これで元通りだ。キラーン。」
この物語は、ホラー小説である。
「ライト文芸部の諸君、7月から、やっと創作期間が持てるはずだったんだが、某ネット投稿小説サイトで、ドリームコンテストが始まるらしい。」
天部長が部員たちに今後の部活動の方針が発表されている。
「部長、ドリームコンテストって、カテゴリはなんですか?」
「良い質問だ。ドリームコンテストのカテゴリは、現代文学、大衆娯楽、経済・企業、青春らしい。」
「それって、ただの普通のコンテストですよね?」
「カロヤカさん、それを言っちゃったら、ドリームコンテストの夢が無くなるだろう。」
「すいません。素直な正確なもので。」
「簡単に考えると、現代文学は、現代ドラマでしょ。」
「大衆娯楽? 競馬にパチンコですか?」
「経済・企業は、町工場とかですよね。」
「青春・・・ライト文芸部の部活動を除いて、面白おかしく書けば、それでOKだろ。」
「え!? 部活動って除かれる存在なんですね!?」
「創作しているだけで、面白くはないからな。」
「創作=ホラーです。」
「私たちの存在って、いったい!?」
これが軽い文学部である。
「ということで、ホラーを散りばめながら、6月執筆中「あなたを食べてもいいですか?」は、あと2万字なので、腐っても終わる。」
「私たち「軽い!? 文芸部」は、こんな感じでいいだろう。ドリームコンテストの作品を、これでいくのか、これの部活動を除いたものにするのか、それとも新しく書くかだな。」
「その前に、短編や短い文字数の作品を読み直す方がいいんじゃない?」
「そうだな。ライト文芸部らしく、作品が出ないこともおかしいもんな。」
「それに我々だって、完成すれば、消されるような存在ですから。」
「それを言うなよ。」
やはりキャラクターを1話に1人だけ登場させて、一人一人にスポットを当てて、丁寧にキャラクターの個性や行動原理を確立させていかないといけないだろうな。
「カロヤカさん、よろしく。」
「カロヤカにお任せあれ。」
つづく。




