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4.本当に興味が無いなら!!

「興味が無いなら一緒に入ればいいじゃないですか!!親睦を深めたいですし!!」


え!?ちょっと訳分からなくなってきた。


「あ!!いいね!!タオルを巻いちゃえば見られないし!!うんうん!!」


「恥ずかしく無いのか?」


「僕は抵抗があるぞ!!」


それが普通の女の子の意見だ、それでいいんだ。


「ぺたぺたなお胸の何処に抵抗があるの?」


「身体を見られるんだぞ!!興味無いって言いながら本当は興味があるに決まっている!!」


まぁこればっかりはしょうが無いよな、疑われても。


「じゃぁ実験してみようか!!」


メイデがリベアの背後に立ってしゃがむ、まさか。


「実験?何をするんだい?」


「おりゃあああっ!!」


「きゃああああああ!!」


ほぉ、なかなか考えたじゃないか、パンツを見せて興奮するかどうかの実験とは、っていうかパンツまで黒色なのかよ。


「本当に興味が無いんだ~」


「男の人はエッチなことで興奮すると下の物が大きくなるって聞いたことがあるのですが大きくなりませんね......!!」


「これはこれで傷つく、僕だって女の子なんだぞ......うぅ......少しぐらい欲情したっていいじゃないか......!!」


パンツ丸出しで言われてもなぁ。


「やっぱりぺたぺたお胸だからかな?」


「わかっているのならやるなよ!!っていうか返せ!!返してくれ!!」


「やっぱ俺は一人で入るよ」


結局それが1番だよな。


「ま、そういうんだったらそれでいいしね」


「なんの実験だったんだ!?僕はただ辱めを受けただけなのか!?」


こういう時なんと言えば良いのか全くわからないな。


「じゃあ先に入ってくれ」


「うん!!そうするね!!」


「それではお先に失礼します」


「一体僕は何の為にパンツを......絶対覗くんじゃないぞ!!」


振りかな?まぁ覗いたらそれで信用性が薄れちゃうししないけど、あの扉の奥が温泉か、っていうか着替えはあるのか?買いに行こうにも金が無いし......、ま、なるようになるか。

そういえば素手で殴ればだいたい解決しちゃうからなぁ、そういえば二箇所変形できたな、最大何箇所変形できるのだろうか、やってみるか、右腕、左腕、うん、まず二箇所はできた、次翼、生やしてみるか......あれ?片方しか生えてない?じゃあ三箇所か、流石に片方の羽じゃ飛べなさそうだな。

ま、温泉から上がってくるまで待つとするか。


うーん、暇だ、特にやることがないからなぁ、一体何してんだか......普通に気になる。


「いやぁサッパリしたぁ~!!」


さっきの服を着たメイデ達が出てきた、汗を吸い込んだ服をまた着るって......そこら辺は触れちゃ駄目なのか?っというよりなんか入る前よりよっぽど服が綺麗になっているような。


「君の着替えの服、無いだろう?」


「そりゃまぁね」


「それじゃ手遅れになる前に買いに行こう!!」


でも肝心の金が無かったら買えるものも買えないじゃないか。


「えっと金はあるのか......?」


「一応保護された時もしもの事があったら、っていうことで宝石を貰ってたよね!!」


「あぁ、これを使って換金して使ってくれってことでね」


何処からか宝石を取り出す、あの時の光の宝珠と同じような感じで、何も無いところからマジックのように取り出す。


「それ、何処から出したんだ?」


「あ、これ?宝珠を護る龍に付与されている能力の一つの空間の狭間っていう能力でね、この能力は自分だけの固有空間を創る能力でこの空間内ならなんでも収納出来る優れものなの!!更に凄いところは入れたもの全てを浄化したりできる能力なの!!つまり汗とか汚れとか、他には呪いとか全て取り払ってくれるってわけ!!因みにこの制約を持つ宝珠は常闇の宝珠、つまりリベアが護っているの」


あー、だから何度でも着れるって訳かすっごい便利だな......なんだ、汚れた服をもっかい着た訳じゃ無いのか、普通に安心した。


「殆どの龍が空間の狭間を使って宝珠を護っているんだ、まぁ僕の宝珠がうばわれてしまったら結果的に全ての宝珠が無くなってしまうかなぁ、他の宝珠より重い役割をしているんだ......」


常闇の宝珠が奪われたらほぼ全ての国が崩壊するのか......それは大変だなぁ。


「なるほど、奪われたらとにかくヤバいわけか、でもその分便利だし浄化も行えるってことか」


「あ!!服を買いに行くのも良いけど普通にこの能力を使って浄化しちゃえばいいのか!!私って天才!!」


あ、別に買いに行かなくったって良いってことか。


「さぁさぁ脱いで脱いで!!」


「此処で脱げるか!!流石に無理がある!!」


ただの変態じゃねぇか......全然良くない、黒歴史を生み出されるところだった。


「じゃあ......脱いだ後に勝手に浄化さしてもらうね!!さあ温泉に入って入って!!」


俺は脱衣所に押される。


「ごゆっくり~」


......ま、ササっと入って来るか。

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