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朝の準備
朝。アラームが鳴り、起きる
としか:・・・もう朝か、早えーな
オレは としか。高校1年の16歳。いつものように朝起きて、学校へ行く準備だ。
としか:(さて、パン食べよ。)
ゆっくりと朝メシを食べていると
さゆり:男はいいなー、暇そうで。
姉のさゆりがアイロンで髪をセットしている。
としか:べつに暇じゃねーけどな。
さゆり:いや、暇しとるように見える。ボケーっとしとるから。
としか:眠いんだから仕方ないだろ。
ここで母が
じゅんこ:さゆり、早くしないと。今日セットするのが遅いんじゃないの?
さゆり:分かったっ、もう終わるからっ。
姉の髪が整ったら家を出るのが習慣になっている。