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キス!?

風邪引いてます。

思考が追い付いてないかも知れません。

「ひぃ様の友達面白い人達だったね。」

私はゲームのスキル上げをしてくれている柊君にココアを入れて持って来た。

「面白いか?もう、2度と会わせない。」

「なんで?ひぃ様とあの二人楽しそうだったよ。見てて楽しかったのに。」

私が首をかしげると、柊君は複雑そうな顔をした。

「ひぃ様、ちょっとよそ見しない!スチル始まっちゃった!」

「わり!」

スチル画面を見ながらニマニマしていると柊君は私の手を引っ張った。

「ほえ?」

気が付くと柊君に押し倒されていた。

ちょうど画面のスチルと同じ感じだ。

「…セリフは爆笑だが、シチュエーションはどうだ?」

耳元に息がかかってくすぐったい。

耳が熱くなっていく。

「ひぃ…様?」

体をはなそうとしたが、はなれられる様な力じゃなかった。

「ドキドキするか?」

耳元で言わないでほしい。

「恥ずかしい。」

私が必死に呟くと柊君は満足そうに笑って私をはなしてくれた。

「なんなの?」

「楓はどうしたら赤面するのかと思って。」

「普通するよね!ひぃ様自分が格好いい自覚ある?耳元で喋るの禁止!」

柊君は驚いた顔をした。

「お前俺のこと格好いいとか思ってたんだ?」

「思うでしょ!普通……美的感覚はちゃんとあるよ。」

柊君は満足そうに笑った。

私は自分から柊君に抱きついた。

「どうした?」

なんだか悔しい。

私から抱き付くのにはなれてしまっているみたいだ。

「私だけドキドキするなんて嫌。」

上目使いでそう言うと柊君の顔が近付いてきた。

「へ?」

キスされる!

そう思った次の瞬間柊君は私の耳元で囁いた。

「今は我慢してやる。」

「え?」

柊君はそれだけ言うと私からはなれた。

「スッゲー真っ赤。」

だって、キスされるって思うなんてどんだけ自意識過剰だよ!

私は立ち上がると言った。

「今日は帰る!」

「泊まってかないのか?」

「今日は無理。」

私はそれだけ言うと家に帰ろうと玄関に向かった。

「おい、鞄とコート。」

柊君は私の鞄とコートを持ってきてくれた。

「ありがとう。」

「どういたしまして。」

柊君は嬉しそうに笑った。

「ひぃ様は………どうしたらドキドキするの?」

「いつもしてるよ。」

「そうじゃなくて!駄目だ頭が働かない。次はドキドキさせてやる~!」

「返り討ちにしてやる。」

こんな赤い顔した状態では勝てる気がしない。

私は頭を冷すために家路を急いだのだった。

そろそろ楓ちゃんに意識してほしいと思う今日このごろです。

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