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愛?

前の回のひぃ様の台詞が気に入らなかったので少し変えました。

気がつかなければ良いと思ってます。

柊君に私がしていた誤解の話をされ驚いた。

柊君はなぜ自分にその話をしなかったのかと言った。

話していなかったことに驚いた。

柊君には何でも話してきたと思ってた。

誰よりも相談してきたと思ってた。

柊君がそばにいてくれて良かったと本気で思った。


柊君が十河麗香と付き合う気がないって言っていて物凄く安心した。

お昼ご飯を作っていこうと思ったのに柊君はさせる気がないようだった。

「ほっとけ。」

柊君が嫌なら止めておこうと思った。

陸上部の合宿所からの帰り道。

またも柊君に手を捕まれて帰る。

「ひぃ様、手………はなして………」

「嫌だ。」

柊君は私の手をにぎにぎしながら言った。

「楓が寂しくないようにしないとな。」

「私を駄目人間にしようとしてるね。」

「お前は駄目人間にならないよ。」

はたから見たらバカップルにしか見えないだろう。

二階堂君の別荘に戻って来ると七先輩が私と柊君の手をはらいとると私を抱き締めた。

「ニッシー嫌な思いしなかった?」

「大丈夫です。ワンコ先輩にも心配かけてごめんなさい。」

「こら、犬!じゃれついてんじゃねぇ!離れろ。」

七先輩は私を抱き締めたまま言った。

「ニッシーか寂しくないようにしてるんだよ!駄目かな?」

七先輩は私を見つめた。

「駄目じゃないですけど………ありがとうございます。」

「簡単に抱き付くの許可してんじゃねえよ!」

「ひぃ様もよくやるじゃん。」

「俺とワンコろ餅を一緒にすんな!」

「だからワンコろ餅ってどんな餅?いやいや、犬?」

柊君は何だか悔しそうな顔をした。

「ニッシー俺もニッシーが好きだよ。」

「ありがとうございます。」

にこり笑って見せたら七先輩にため息をつかれた。

何?失礼!

「まあ、今は良いや。覚悟してねニッシー。」

何を?

私がキョトンとしていると柊君に七先輩から引き剥がされた。

「あれはワンコろ餅じゃなくて狼だ!!近寄ったら駄目だ!」

「ニッシー、一条はお兄ちゃんじゃなくて狼だよ。」

柊君が狼?

私はさらにキョトンとする。

その時私は背後から抱き締められた。

「楓ちゃん私も楓ちゃん大好きだよ!」

私を抱き締めたのは数井さんだった。

「ありがとう。マリナちゃん。」

試しに名前を呼んだらもみくちゃにされた。

「楓ちゃんは私の嫁だよ~!」

マリナちゃんは柊君のようなことを言っていたが本当に幸せそうに言ってくれたから嬉しくなって抱き締めかえした。

何だか心がほっこりしたのだった。

ワンコが大胆になって来はじめた!

ひぃ様ヤキモキしてますね。

マリナちゃん呼びに数井さん大暴走だね。



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