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夕飯!

短めですね。

ごめんなさい。


「「「旨い!」」」

ワンコ先輩と二階堂君と京矢君が夕飯の餃子のスープとポテトサラダ、回鍋肉と焼餃子を食べて叫んだ。

「西田さんに数井さん、美味しいです。ありがとうございます。」

八尾くんが可愛い笑顔でお礼を言ってくれたが、数井さんは視線をそらした。

「どうしたの?数井さん?」

八尾くんがキョトン顔だ。

「ああ、姉さん料理の戦力外通告されてましたよ。」

京矢君があっさりとばらしてしまった事実に八尾くんが苦笑いを浮かべる。

「………楓ちゃん!料理教えて!お願いします~。」

数井さんは私に抱き付いてお願いしてきた。

すぐにはなしてくれたが驚いた。

「勿論良いよ!私が料理できるのだって必要だったからだしね。」

「楓は料理が好きなだけだろ?いつもキッチンか、テレビの前に居るだろ?」

私は柊君の言葉に少し考えてから言った。

「必要だったからだよ!浩ちゃんはひぃ様程じゃないけど料理のセンスが無いから………あっ!デザートにプリン作ったよ!」

柊君が小さくガッツポーズをする。

柊君は基本、卵を使った料理が好きだ。

「教授が俺達に自慢しまくってた西田の料理を食べたって言ったら西田塾のメンバーにボコられそうだ。」

三神先生は嬉しそうに料理を食べていた。

「西田塾ってなんですか?」

私が疑問に思った事を聞くと、三神先生は笑った。

「西田浩樹ファンクラブみたいなもんだな!」

なにそれ!お父さん凄い!

「楓ちゃんのお父さん格好良かったもんね!私は楓ちゃんの彼氏だと本気で思ったし!」

数井さんはニッコリ笑顔を作った。

「でも、私の料理食べたぐらいでボコられるって言うのは………」

「俺、教授泣かしてボコられた事あるしな!」

お父さんを泣かした!

「浩ちゃん泣かすってなにやったんですか?」

柊君は驚いた顔をして三神先生に聞いた。

「娘が彼氏つれてきたらどうしますか?って聞いたら泣いた。」

「………浩ちゃんそう言うとこありますよね!」

柊君は納得したように呟いた。

私はなんだか嬉しくなった。

私がニマニマしていると数井さんにまた抱きつかれた。

「楓ちゃん可愛い!」

なんだかえらくなつかれたな~。

私は他人事のようにそんなことを考えていた。



お風呂は数井さんと一緒に入った。

お風呂から出てくると、数井さんと一緒にやろうと思って用意した乙女ゲームを男性達がやっていた。

京矢君に教えてもらっているようだ。

「イケメンがイケメン落とすゲームしてるよ!」

私が言うと数井さんもクスクス笑った。

その笑い声に皆が私達の方を振り返った。

「お帰りなさい。」

京矢君がお出迎えしてくれた。

「「ただいま!」」

数井さんとハモって言うと京矢君は笑顔をくれた。

「西田さん可愛い格好ですね。」

「京矢君ありがとう!お気に入りなんだ!」

私は黒猫パーカーの中に黒いキャミソール、膝たけの黒いハーフパンツ姿だ。

ちなみに数井さんはピンクのフワモコ素材の可愛いパジャマで、髪の毛をポニーテールにしていて可愛い。

「あれ?この前は短い短パンみたいなやつにニーハイソックスだったよね?」

ワンコ先輩の言葉に二階堂君と八尾君がワンコ先輩の方を見た。

「本当はそっちにしようと思ったんですけど、ひぃ様がホットパンツは駄目だってお父さんみたいな事言うから止めました。」

ひぃ様の方を見るとひぃ様はプリンを食べていた。

「ホットパンツは家ではくか、女子会の時だけだろ普通。」

ひぃ様はプリンのスプーンをくわえながらそう言った。

「でも、その格好してたのって一条の家だったよね!」

ひぃ様はニヤリと笑うと言った。

「ほら、楓は俺の嫁だから。」

「はいはい、煩いよ~!ひぃ様お水取って!」

私はいつも通りに流した。

回りがフリーズするなか、一番最初に言葉を発したのは数井さんだった。

「楓ちゃんは一条会長と付き合ってるの?」

「付き合ってないよ!ひぃ様がよく言うんだよ!口癖みたいな物だよ!」

「本当に嫁に来ていいぞ。」

柊君は私にミネラルウオーターを渡しながら言った。

「はいはい。ありがとう。」

私はミネラルウオーターを受けとり飲んだ。

「ドキドキしたりしないの?」

数井さんは複雑そうな顔で言った。

「ドキドキ?したことないけど?」

「なんで?」

「えっ?なんでだろ?考えた事ない。」

柊君は苦笑いを浮かべて言った。

「浩ちゃんに愛してるって言われたら?」

「する!メチャメチャドキドキする!」

柊君は深くため息をついた。

「だと思った。」

柊君はそれだけ言うと優しい笑顔を作って私の頭を撫でた。

「……楓、髪の毛乾ききってないぞ。」

柊君は私の首にかかっていたタオルを取ると髪の毛をふいてくれた。

「………一条会長は世話焼きなんですね!」

数井さんは呆れたように言ったのだった。

ハロウィンエピソードは誰も名前が上がりませんでした。

本編まで書かなくても良いかと思ってます。

すみません。

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